こんにちは。
日本ビューティーフード協会
代表理事の鈴木梨沙です。
初めましての方はこちら✨
よく「疲れたときは何を食べますか？」
と訪ねると、
多くの人は「肉！」
という答えが返ってきます。
「肉＝スタミナ」という
イメージがなぜか世間に根付いており、
多くの人がお肉は疲労回復効果があると
思っているようです。
しかし、
実はお肉を食べると
余計に疲れるコトがわかっています。
確かに肉には
筋肉や骨、血液、髪、皮膚などをつくる
たんぱく質が含まれるので、
体にとって必要な食材ではあります。
なかでも豚肉に含まれる
ビタミンB1には
疲労回復効果がありますので、
一見間違えではありません。
しかし一方で、
肉に含まれる「脂質」が
余計に疲れの原因を
つくってしまっているんです！！
例えば、
あなたは焼肉を食べた翌日に
なんだか身体が重い、だるい、
と感じたコトはありませんか？？
また歳をとると
「カルビより脂身の少ない肉の方がいいな」とか
「肉はそれほど量を食べられない」
という人が増えてきます。
これは感覚の問題ではありません。
実はカルビなどに多く含まれる脂質は
消化に時間のかかる栄養素です。
消化に時間がかかるということは、
内臓への負担も大きくなります。
つまり、
食べれば食べるほど
疲れることになるのです。
疲れを回復させるために
大量に肉を食べて睡眠をとっても、
その間内臓はいつも以上に
働き続けることになるわけですから、
自分の体は横になって休んでいるつもりでも、
その間内臓は働きっぱなしです。
ですから、
寝起きに疲れやだるさ、
体の重さを感じるのは
当たり前のことなのです。
もちろん、
これは肉に限ったことではありません。
皆さんの中には
カレー好きの方も
多いのではないでしょうか。
カレーや子供や男性など
年齢や性別に関係なく
人気のあるメニューの１つです。
しかし、
栄養学的にいえば、
疲れているときに
カレーを食べるのはNGです。
なぜなら、
カレーには肉や野菜を炒める際の油、
肉の油、そしてカレーのルウにも油脂が
多く含まれているからです。
疲れているときに
脂質を多く摂取すれば、
さらに消化に時間がかかり
内臓に負担をかけることにも
なりかねません。
特にアスリートなど
スポーツをする方は
胃腸も弱い方が多いので、
トレーニング後や試合後の
カレーは絶対NGです。
そのため、
普段カレーを食べるときには、
主に次の３つのことに
気をつけて欲しいと思います。
①野菜や肉などを炒める際には
油は使わずノンオイルでつくる。
②脂身の多い肉は使わない・
③カレー粉を使って調理する
（カレールウやバターは使わない）
こうすることで、
カレーに含まれる脂質を
大幅に削減することができます。
自然食品店に行くと、
質のいい油を使い、
かつ小麦粉を使用していない
グルテンフリーのカレー粉も
売られていますから、
それらのものを選んでもいいでしょう。
とはいえ、
ここでは「疲れたら＝肉orカレー」という選択や
「スタミナをつけるためにガッツリ食べよう！」
という行為は、
実は余計に体を疲れさせる原因になる、
ということを覚えておいてください。
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