こんにちは。日曜日もこれからお仕事という、働き者のストロベリンです。働くといっても、気持ち的には半分遊んでいるんですけどね(笑)
さて、バイクにも働バイクき者がいます。ビジネスバイクといわれるカテゴリー。これらはパワーと航続距離、タフさが要求され、故障すれば仕事が中断してしまうため、高い耐久性とメンテナンス性も同時に求められます。丈夫で長持ちでないと働けないというわけ。
購入者は企業や事業主です。趣味で手を出す個人ユーザーとは違い、事業主はコストパフォーマンスをシビアに判断してきます。よって、上記の要件を満たす良い電動バイクを作とうとすれば高価になってしまうのが常で、そこに立ちはだかる壁は、耐久性と超低燃費を誇る”世界の”「スーパーカブ」。性能に対して値段が安い。

ホンダ「ス~~プァ~~カブ50」
凄すぎるのでフランキー風に(笑)
この高い壁の前に、無公害やメンテフリー、維持費の安さといった電動バイクのメリットを掲げて電動バイクメーカー各社が斬り込んでいます。ところが、企業に採用されるための性能的ハードルが極めて高い上、特に初期コスト=車両価格は最大のボトルネックと言われます。
前回ご紹介したバイクル「Z4」は、初期コストをエンジンバイクのそれに大いに近づけました。「カブ50」より5万円ほどお高いとはいえ、その程度なら事業主も検討の余地が出てくるでしょう。ガソリン代もオイル代もかからず、維持費が安いとくれば経費節減に繋がりますから、電動バイクの上記メリットを享受しつつ採算も合ってきます。

バイクル「Z4」
ハイパワーで安価なビジネスクラスの電動バイク
どちらかというとパワーを切り捨て、女性にも扱いやすい軽量電動バイクのラインナップを揃えていたバイクル社から、こんなハイパワー電動バイクが登場するとは思ってもいませんでした。もちろん同社のラインナップでは最高額ですが、それでも価格は22万8千円です。
もちろん、これからクリアすべき課題はあるでしょう。耐久性やメンテナンスについての実績がないからです。販売店が広がっていないので、アフターケアに不安が残ります。普通のバイク店ではタイヤ交換どころか、ヘッドライトの電球交換すら断るはず。なぜなら、触ったことのないバイクを整備するのはショップにリスクが伴うのです。
故障がバイクそのものの欠陥で、店では直せない場合に、客は修理したバイク店のせいにする傾向があります。お客さんの気持ちも分からなくはありませんが、それによって店の評判が落とされたら、好意で修理した方としては踏んだり蹴ったり。ショップとしては、だったら触らぬ神に祟りなし、というわけです。
これはかつての電動バイクを巡って実際に起きた問題でした。だから現在、見たこともない電動バイクや、聞いたことのないメーカーのバイクを触りたがらないバイクショップがほとんどになっているのだと思います。そのショップで扱っているメーカーの電動バイクでさえも、自分たちが販売したのではないからと整備を嫌がられたことが私にもありました。
それなりにマーケットが広いとはいえ、業務で使用されるバイクは待ったなし。これほどハードルの高い分野はない気がします。あらゆる意味で高性能、優良サービスを求められるのに、安くなければ買わないという市場。そんなバイクあるなら私が買うわ!と思わず言いたくなりますが(笑)、それがビジネスの現実だろうと思います。

テコ「ビジネステコ」
高価だけれど丈夫でメンテがしやすい一台
逆に言えば、業務用分野で実績を積み重ねる電動バイクはかなり良質だということ。テコ社の「ビジネステコ」が凄いと思う理由です。もちろん「ビジネステコ」の半分ぐらいの価格で登場したバイクル「Z4」にも注目しています。あの価格帯なら、今後メンテナンス面、サービス面で顧客満足度が高ければ、全国に広がっていく可能性もあるだろうと思います。
ヒットした優秀な電動バイクというのを早く見たいですよね。
