こんにちは。いよいよ本題に入るストロベリンです。だいぶ引っ張ってしまいました(笑) バイクル「Z4」試乗の続き。
道路に出てN(ノーマル)モードに合わせて、そっとアクセルを回します。そっと、のつもりでしたが、思いの外の力でグッと前に出て行こうとしました。アクセルに対してかなりリニアな反応です。そのまま緩やかにアクセルを回しますと、アクセルに応じてパワフルなスタートダッシュをします。
メーターは全てデジタル表示です
悪名高い”ドッカンスタート”と言えるほどではありません。でも、走り出しは明らかにエンジンバイクとは異なります。愛機の「EM100」ではあえて抑えて設定してある”アクセル開放直後”に、ゆとりというか遊びがない感じ。乗っていれば慣れるとはいえ、ちょっとアクセルを捻ってしまう事があれば瞬時にグンと前に出るので、停車中はやや注意が必要かもしれません。
次の信号待ちのときに、試しにP(パワー)モードに切り替えて発信してみました。加速で身体全体がシート後方にズレるほどのパワーです。腕で体をハンドル側に引き寄せていなければならないくらいの素晴らしいダッシュ力。脱帽しました。こりゃはええ~。
この加速力なら、前を走るクルマがベタ踏みでもしない限り空荷の「Z4」が置いていかれることはないでしょう。むしろ引き離すことさえできます。モードが「N」でも「P」でも、普通のエンジンバイクから乗り換えた人が加速でストレスを感じることはないと思います。
車重70kgと軽量な「Z4」
クルマの多い時間帯だったのでトップスピードまではいけなかったものの、「P」モードの状態で40km/hぐらいまで引っ張っても加速に衰えを感じませんでした。一直線に伸びていく感覚で、スタートに関しては愛機の「EM100」より力強さを感じます。重い荷物を積んだ状態でスタート&ストップを繰り返しても、坂道発進でも、なんの不安もないはずです。
見た目より頑丈なサドルと大型キャリー
走行音はさすがインホイールモーター、走り出しから静かです。「ヒュンヒュン」というモーター音がわずかに聞こえるものの、アディバ「EM100」に搭載のギアトレインの音と比べたらずっと静か。さらに、このハイパワーを制御するブレーキの効きもなめらかで、違和感はまったくありませんでした。確認し忘れましたが、多分ドラムブレーキだったと思います。
航続距離が50~65kmというスペックで発表されていますから、常にPモードで市街地実測しても最低25km~35kmぐらいは走れると思います。でも、業務内容によっては予備バッテリーがあった方が安心でしょうね。渋谷と自宅間を二人乗りで往復するという利用目的がある私がなら、迷わずスペアバッテリーを注文すると思います。(「Z4」は原付一種なので二人乗りNG。もったいない)
サドルの下には60V/20Ahの脱着可のバッテリー
赤いポッチを押すと電気残量を青ランプが表示
タイヤはパンクの少ないチューブレスで安心。素人の私には車体剛性まで分かりませんが、作りはしっかりして見えましたし、カーブでの不安感もありませんでした。これが定価で228,000円とは驚き。業務用に留めておくにはもったいなく、一般シティーユースで使いたい電動バイクです。原付二種版も視野にあるそうなので、是非お願いしたいところであります。
さてさて、そんな良いことずくめな「Z4」ですが、欠点とまでは言わないまでも、違和感を感じる点はありました。それはまた次回(まだ続く)




