知ってほしいシリーズ14:アパックスパワー「もたぽんこ」 | 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

マイノリティな電動バイク・EVスクーターユーザーの日常体験記。
メインの愛車はキムコ「サンボーイ」から、アディバ「EM100」に乗り継ぎました。
情報少ない電動バイクについて調べたり体験したりしたことを記録していきます。

ショップでも販売している、またはこれから販売されることが確認できたバイクを一社一台で紹介してきた「知ってほしい電動バイクシリーズ」ですが、14回目の今回はすでに先般紹介したのと重複するブランドの一台です。ジャンルが他のバイクと異なるので紹介しておきたいと思い、取り上げさせていただきます。

アパックスパワー「もたぽんこ」。持ち運べる電動バイクです。このジャンルはもっとあってしかるべきだと思うのですが、保安部品を装着し、きちんと公道が走れるバイクとして販売されているものは数が少なく、この機種はその一つであります。


アパックスパワー「もたぽんこ」(公式サイトより)


なんだかずんぐりむっくりとしたボディーはコケたら割れそうな気がしますが、そのかわり軽量で20kgぐらい。クルマに乗せるとしても、なんとか持ち上げられる重さです。モーターはフロント駆動で全長はだいたい1メートル。

なんと量販車はリチウムイオンバッテリーを搭載し、最速35km/hぐらい出てくれたらいいなとか、航続距離はおおよそ35kmぐらい走ってほしい、なんてことがメーカーから正式発表されています。これが正式なスペックです。標準販売価格は98,000円ですが、金額は仕様により異なるようですね。

つまり、ゆるいバイクなんですね。メーカーさんが”おもちゃバイク”と言い切っている一台。およそ通勤で使ったり、配達で使ったりなんて用途は考えられておらず、あくまで遊びのバイクとして真面目に考えて作られた、ありそうでなかった稀有な電動バイクです。乗り心地も二の次。

クルマに積み込んでどこかに遊びに行き、そこで付近を走り回るイメージでしょうか。キャンプに行ってキャンプ地周辺を回遊するとか、ちょっとしたお買い物に使うとか。バイクをクルマに積めたら、いろいろと用途の幅も広がりますよね。

もともとキックボードにモーターとサドルを付けたような海外製のおもちゃスクーターがありましたが、公道を走れるような代物ではありませんでした。当然数十キロなんて距離も走れません。「もたぽんこ」はそれに比べたらずっとバイクしていて、エアレスのタイヤによる振動を我慢するなら、20kmは確実(?)に公道を走れるちゃんとしたバイクという点がキモ。

このジャンルのバイクで有名なのは、もちろんホンダの「モトコンポ」ですよね。「モトコンポ」をコンバージョンEV化した動画を見たことがあります。もっとこうした遊びの電動バイクがあったら面白いのですが、本筋がそもそも知られていないのが頭の痛いところ。


ホンダ「モトコンポ」(1981)



2011年東京モーターショーで出品されたコンセプトバイク
ホンダ「MOTOR COMPO」

ベイズ社の「キャピー2」はおもちゃな香りを残しつつ実用にも使える貴重な一台だと思っていたのに、残念ながら生産終了となりました。実用性はないかもですが、電動の面白さは体感できる「もたぽんこ」は、愛車以外にも欲しいなと思わせるバイクになる可能性を秘めていますので、頑張ってほしいです。


ボディーにもホワイトボード仕様とか、「痛ぼんこ」なるアニメとのコラボ仕様もあるそうで、楽しみ方は走り以外にもいろいろありそう。ところで、肝心の「パスタ」の情報がまったくない割に、「もたぽんこ」の情報はやたら出回ってる状況はなんなのでしょう(苦笑)


ベータ版の展示風景。「パスタ」と「カンガルー」が各一台展示なのに「もたぽんこ」にかけるこの気合(笑)

※「もたぽんこ」に情熱を傾けた理由は同社の「パスタ」の記事に開発者の方からコメントがよせられています。合点のいくお話ですので、宜しければそちらもご覧ください。