なんとそこに先日、新たに最大出力800wの「MINT 0.8」という、最速25km/hの「サンボーイ」より非力な原付一種クラスの機種が投入されました。現地価格で11万円弱です。
定格出力500wで最大出力が約1100w、最速約40km/hの「サンボーイ」がラインナップから外れ、「サンボーイ」を挟んで上と下のクラスに新機種が投入されたのは、「サンボーイ」がユーザーの使用用途としてどっちつかずだった、との判断なのかなと少々複雑です。生活道路だけを走るにはオーバースペックで、幹線道路を走る移動用途のバイクとしては安いけれど非力。言わば”帯に短しタスキに長し”の存在と判定されてしまったのかと。
とはいえ、キムコとしては初の電動機種でしたから、最初はイイトコ取りを狙ったのだと思います。電動ならではのデザインや、取り回しの楽さ、などの狙いは間違ってはいませんし、結果として台湾ユーザーを取り込めなかったのだとしても、バイクとしてのクオリティーはたしかです。
姉上「CANDY」と母上「QUEEN」に近距離通勤のマーケットを、妹分の「MINT」に短距離お買い物マーケットを台湾で奪われてしまったように思える王子「サンボーイ」。彼のバージョンアップはもうないのでしょうか。ほんの少しだけパワーアップができれば、都市部では十分の性能だとも思うのですが、キムコとしては最大出力2000Wの「CANDY 2.0」がその答えなのかもしれません。
この軽さとデザインは捨てがたい魅力だと思う「サンボーイ」。ただ、もしコントローラーがいじれるなら、きっといじります(笑)
■追記
この「MINT 0.8」は台湾国内では免許を必要とせずに乗れるバイクなのだそうです。台湾の交通法規に詳しくありませんが、最高速度を25km/hとしているのは多分そのためなのでしょう。自走する二輪車に乗るには必ず免許が必要としている日本とは違いますね。
