suy unukar an ro,Ainu mosir. | コイスルHeart。~non-nonの魔法陣~

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福岡とか長崎とかのオイシーお店のご紹介。なはずだった。

もーなんていうか、あまりのことに

隣の部屋は『闘牛』を行っているんだ

と思うコトにしたnon-nonです。
牛さんが走っていると思えば腹も立たない。
うん、立たない。

・・・牛丑・・・

立つよ!

いやーもぉスゴい。まぁ、平均してくれればいいんだけど、時々すごい爆弾が来る。
それは震度1の地震と間違うほどに。
トムとジェリーが追いかけっこしてたら、時々なぜか壁を走って天井まで走る時あるじゃん?あれをやってるんじゃないかと思うんです。
1DKの狭いマンションですよ。壁や天井まで使わないと、いくら走ってもすぐにぶち当たってしまいます。
部屋全体を使った闘牛。うん、そう思おう。

まぁ、思うのは簡単ですが、本気で一体何をしてるんだろう?何をしたらあそこまでの騒音が?

一番怖いのは、あまりにひどい時にカラフルモップの柄を使って壁を叩くワタシですけどね。その叩き方もとってもリズミカル。「コッペリア」の最終楽章のリズムを刻むことが多いです。怖いですねー、その姿。

さぁ、ドン引かれたトコロで知床編最終楽章。

あとは最終日、知床半島の観光を残すのみ。

シカさんを何匹も見つつ、まずは知床峠へ。
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奥に見えるのは羅臼岳。

左奥、じーっと見つめてみて下さい。線のような島が見えますか?
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これが国後島です。北方領土。

ワタシは天正遣欧使節並みに時々思い出せない北方四島なのですが、ガイドさんから色々なことを聞きました。
住んでいた日本人の方が時々行けるコト。(これ、本当に知りませんでした。情けない)
北方四島を返還してほしいものの、住人だった方たちが久しぶりに行く島でそこに住む子供たち(ロシアの子・・・なんでしょうか)の笑顔を見た時に「自分たちがしてきた思いをこの子たちにもさせてしまうのではないだろうか」と思うコト。
それゆえこれからは「共存していく」という方向で話し合いが進んでいるコト・・・でもなかなか難航しているコト。
明るくて可愛--いガイドさんだったのですが、この時は「時々でいいです。このことを時々でも思い出して下さい」ととっても悲しそうでした。
泳いでいけるくらい近い故郷がすぐそこに見えているのに行けない状況。その思いは想像もつきません。

知床には大きな岩がたくさーん。その中でもひときわ目立つ大きな岩。
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名前は・・・何だっけ。
ただ、この辺りの地名はこの岩たちに由来するということを聞いたことがあります。
あと、ゴジラそっくりなゴジラ岩っていうのもあったんですが、まさにゴジラ。残念ながら写真が撮れなくてがっかり。

そして歌える方はご一緒に。
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テキトーに歩いていたら、2名くらい歌ってました。

摩周湖でも「霧の摩周湖」を歌ってた方が数名いたし、ワタシが自己紹介したら13パーセントくらいの確率で「今日も雨だった?」と聞かれるし、歌のパワーははかり知れません。

その後は網走でおひるごはーーーーーーん!
もう、さすがに連日の大食いで胃もお腹もむくみも無限大だったのですが、ココのごはんはとーっても程よくて美味しかったです。
鮭のちゃんちゃん焼き、美味っ!
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多分、これまでの人生で一番イクラを食べた数日間でした。
このごはん、特別な名前がついていてそれが名物ぽかったんですが、何だっけ。(忘れるコト多し。記憶力ナシ。検索ニガテ。いい加減な性格ですさ)

チナミにこの時、某県の有名な高校の生徒サンが一緒にごはんだったんですが、スゴい。ほぼ全員が「君たち、ホストかい?」という髪でした。都会の高校は違うとねぇー。

ちょっと時間があったので刑務所の方へ行ってみる。
何年か前資料館のようなところへ行ったことはあるのですが、刑務所はその時見ただけだったんだよね。

鏡橋というらしい。ちゃんと言われがあります。ゼヒ調べてみて。(手抜きセンバン)
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門です。近づくのは可能ですが、刑務所なので色んな制約があります。当然です。
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ですが、旅行客と思われる方が「ココの中には入れないんですか?」と聞いてありました。入れませんさ。入る方法はありますが、絶対ダメ。

そしてココを出ようとした時、すごい音がした。なに?と思ったら
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見えますか?
とにかく大量の「カラフトマス」です。樺太鱒、と書くのかな?カラフトマスが川から流れ込んできて暴れているんです。

カムイユーカラか何かで、昔は鮭が川をのぼる時は「鮭の背中は日焼けし、お腹の方はすりむける」と聞いたコトがある。まさにこの状態。
一生懸命溝の中なのにのぼるんだよ。スゴい本能。感動。
ですが、地元民とおぼしきオジサンが近寄ってきて、

「これはマズい」

と言って去っていきました。深い。

そしてauの方からアイスをもらって・・・
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何気ないアイスなのに異常にウマい。これ食べちゃったら、フツーのアイスが食べられない。(でも帰って食べてるけどね)ありがとうございましたっ。

女満別から羽田、羽田から福岡へ帰ってきたワケです。飛行機から「牧のうどん」が見えて、否応なしに現実に戻りました。

いやーーーーーーーもう、全然書ききれなかった。
あとからあとからこぼれおちる記憶がもったいなくて、拾い上げるのに精いっぱいでした。
しかも今気づいたけど、肝心なトコロを書いてないし。

こんな素晴らしい機会を与えてくれたMサマ、auの方々、知床財団の皆さん、押切もえサン、網走バスの運転手サンとガイドさん、たぶん一生会うことはないイチゴイチエな皆様、色々教えていただいたSサマ、何よりも雄大な北海道の土地ぜーーーーーんぶに感謝したいです。
そして必ずI'll be back!

自分に出来るコト。
それはきっと小さ過ぎて「いつでも出来る、そのくらい」と思っているのかも。

過剰な同情も知識も危機感も、まずはちょっとだけ考えてみてから。
普通に考えれば普通に出来るそのことが、とってもとっても大事なんです。
それがワタシの学んだコト。