医者が患者さんを診るのは当たり前だけど、
家族を守ることも、一つの仕事。
患者さんの状態がどうなるかは、家庭にも大きな影響を及ぼすからには、
患者さんとの関係と同じくらい、
時には、患者さん自身との関係以上に、大切になることもありそうな。
治療を拒否する患者さんと、
治療しないと状態が悪化することが分かっている家族(と医者)。
患者さんとしては、治療を受けることへの不安も大きいんだと思います。
しかし、それはそれとして、
治療を受けなければ、もっと痛い想いをしなければいけないし、
家族としても介護やサポートが大変になってしまう。
治療をする以外に方法は無い、と正論を押し付ければ、
それで患者さんの不安が取り除かれるわけでもないし。
かといって、不安な気持ちを真受けにしていても治療は始まらないし、
家族も困るし。
何事もバランスが大事。