勘定元帳を請求したら、経理事務所を変えると言い始めた。
しかも市内から市外の経理事務所へ移転である。
観光協会の補助金は市民の税金で成り立っている、法人化した時「できるだけ市内の事業者にお金を落として行く」と決めている。
局長の理由は『こちらが安い』つまり経費節減だそうだ。
私は理事会の承認が必要だと言い、市担当も市外に移すなら理事会の決議を求めるべきと私に勧めた。
しかし会長は市担当とのグループLINEで『経費が安くなる場合は理事会承認は不要』と言い切ってしまい、市担当も反発しなかったことで、経理事務所の変更が決まってしまったのである。
私は局長に
「解約前に必ず勘定元帳もしくは総仕分けデータを回収するように」
と指示を出した。
再三再四の勘定元帳提出要請から、既に2ヶ月が経過していた。
ここで
組織内の力関係について話しておきたい。
まず理事だった頃、私が観察した協会内の力関係だが
市職員(市の意向を伝える)
↓
会長(自分の意向のように話す)
↓
局長(都合の悪い報告は会長にしない)
↓
副会長・理事(されるがまま)
見る限り、会長が市職員を利用してワンマンでやっている印象である。
最初に話した通り、協会の幹部は死亡と倒産で次々と入れ替わっており、現在の会長は今年3年目に入ったばかりで、長年かけて作ったルールは知らない。あるいは知らない方が都合が良いと考えている。
そして私が副会長になってからの観察は下記の通りである。
市長(会長を嫌っている)
↓
会長(ワンマン)
↓
市職員・局長(忖度/逆らわない)
↓
理事・副会長(理解してない、されるがまま)
さらに分かった事は
市職員(課長・係長)
↓指示
局長(指示を自己都合で無視 / 虚偽報告)
課長が「もう何を言っても無駄だ、相手にしたくない」
と言うほどで、局長が性格破綻者なのか剛腕なのか、今の私には判断が付きかねている。
この状況は後々、補助金停止にまで発展していくのだが、私は長く組織を見て来たためか、肩書昇順で命令系統が置かれる必要はないと考えており、滞りなく適切に処理される事こそ重要だと思っている。
『肩書なぞ、男が好きな女に花を贈るようなもの』
この持論は、私が長年平社員として置かれ続けた結論と言える。