マイギターシリーズのしんがりを務めますのはPRSのモダンイーグルⅠです。
そしてその1のギブソン レスポールスペシャル同様、誕生日(=完成日)の今日に投稿を合わせました。
こちらのPRSドはまり記 後編で頭出ししていました。
説明を引用します
ここから----------
2007年製を2011/8に中古購入し所有中。
PRSのカスタムオーダー:プライベートストック級の材を使った当時のPRSレギュラー製品の最上位モデル。
ポールリードスミス氏がこの製作を決める際、周りから反対されたという(価格とコストが見合わないから?)。
ワシントン条約で輸出入規制された希少なハカランダ(ブラジリアンローズ)のネック/指板が目玉。このギターでネックが物凄く音に影響することを体感した。
音も反応も抜群でPRSはもうこれがあれば充分!と思った。
メイプルトップ/ホンジュラスマホガニーバック/ハカランダネックと指板仕様。
スタンダードなバードインレイ。
PUセレクターは4.シングルカットと同じ。
色はスレート。
ここまで----------
購入先はお茶の水のイシバシ楽器。
今はどうか判りませんが購入当時不定期に中古10%オフセールをやってました。
このギター、中古とはいえ自分にはなかなかのお値段で見つけて即決!とはいきませんでしたし、そのセールが頭をよぎって尚の事踏み出せませんでした。
なので、何日間か「まだ売れてないよな~」とサイトで在庫を確認する日が続き。
そしたらある日、その2日後ぐらいからセールが行われるとサイトに案内があり、
「セールになったら買うのでホールドして!」
と速攻で図々しい電話をして購入となりました。
当時はポイント還元も気前が良かったので、10%オフ+ポイントでかなりお得に買うことができました。
購入時の話はこのくらいにしてモダンイーグルの特徴となる部分を中心にご紹介。
まずヘッドにはセレクトアバロンのイーグルインレイが入っています。
普通のレギュラーモデルはここにPaulReedSmithのロゴが描かれていますね。
PRSオーダーメイドのプライベートストックだとリアルなイーグルのインレイが入ってますがこちらは簡略化されたデザインです。
フェーズ2のペグはゴールドとシルバーのハイブリッド。
トラスロッドカバーは木製です。
ペグの1つ、PRS刻印の裏蓋が取れてしまったのでマスキングテープで仮留め笑。
モダンイーグルの目玉であるハカランダ(ブラジリアンローズ)のネックと指板です。
ヌメっとした感じはハカランダ特有ですし、作られる音は普通のインディアンローズウッドよりコクがある感じ。
指板にはアバロンのバードインレイが入ってます。
黒さはまぁまぁってところです。
もっと濃い個体もあれば薄く白っぽい個体もあります。
ピックアップはME用のME/RPです。
艶の無いタイプのメッキですがさらにくすんでます。
ブリッジも含めゴールドとシルバーのハイブリッド。
ボディトップのメイプルはフレイムが結構出ているものの特に美しいという感じではないです。
これは生産時期も含めた個体差もあるでしょう。
凄く綺麗に端正に出ている個体もあります。
フレイムと垂直方向に細い筋のようなフレックが結構あります。
中古購入なので元々なのか経年によりこうなったのかよく判りません。
ボディバックのホンジュラスマホガニーはいかにも良い音がしそうな綺麗な材です。
お馴染みの弦交換メモが貼ってありますが2015年から張り替えてない笑。
弾く頻度が少ないのもありますが、弦が古くなって音が悪くなった、という感じがしないため交換の必要性を感じないんです。
所有ギターにはそれぞれ特徴や好みがありますが、楽器としての音の美しさはこのモダンイーグルが優勝!笑。
引用のところにも書いてますが、ネック材の音への影響は凄く大きいんだなと感じました。
ローズ材の固さや密度が効いているのでしょう、大変音に透明感があり各弦の分離が良いです。
コードを鳴らしてもどの弦の音もちゃんと聞こえる感じ。
フェンダーにオールローズのテレキャスターがあって存在理由が判らなかったですが、このギターでそれが判った気がしました。
あと弾いた際のレスポンスが良いので上手くなった気がします笑。
軽く弾くだけでちゃんと音が出せる感じ。
これはネック材、ボディの良さに加えて、皮膜がないに等しいサテン塗装が効いてると思います。
材の全ての部分から音が出てる感覚。
ヴィンテージとかレリックとか、塗装が剥げたり薄くなったりのギターが良く鳴るのは音を妨げる部分が少ないのもあると思います。
弾き手の自分が完全に負けてしまうギターですが、これからもありがたく弾かせて頂こうと思います笑。
ということでマイギターシリーズ本編笑はこれにて終了。
忘れた頃におまけ編を投稿するかもしれません。
過去に投稿してたかもですが。