自分で決めます。 | 夜明けの来ない朝はない。
僕は物事の判断を他人には相談せず、自分で決める人間だ。在職中は、相談を持ちかけられることも多かったが、大抵、相談してくる本人としては答えは決まっている。なら、なぜ相談してくるかと言えば①自分の(ほぼ)決めた答えに対しての周りの反応をみてみたい。②自分の(ほぼ)決めた答えに対して賛同してもらい、安心を得たい。の2つだった。

本当に迷っていると自分では思っていても、誰かにアドバイスを受けたとしても結局は自分で決めなければいけない。そして、選択に正解はない。Aに決めた後になってやはりBにすればよかったということもあるだろうし、AもよかったけどBもよかったかもしれないということもあるだろうし、決めてしまった以上は歴史に「もしも」はない。だから僕は相談を受けても聞いているだけだ。答えを求められた場合だけ自分なりの解釈をもって返事を出す。それでも最後に決めるのはあなただと言う。答えまで求めてくる人は答えを出した人に勝手な責任を押し付けてくる人がいるのも事実だからだ。

僕は自分のことは自分で決める。決定前に唯一打診するのは家族だけ。そして決めた以上は後悔もしないし、誰のせいにもしない。人は都合が悪くなると「誰々が悪い、何々がいけない。」と原因と責任をなすりつける傾向にある。そのほうが楽だからだ。

今の立場、今の生活、全部自分が今まで行ってきたことの結果であり、自分の歩んできた人生の途中経過なのだ。気に入らなければ今すぐに軌道修正すればいい。うじうじしてる時間が勿体無い。