たまたまWOWOWで放映していた見損ねていた1本。

湊かなえさんの小説を映画化したものです。

 

2010年製作です。ちょうどNYに住んでいたから劇場で観られなかったのね。

周囲からも怖いとは聞いていましたが、これほどまでとはびっくり

 

告白

 

画像はお借りしました。

 

 

 

あらすじはWOWOWからお借りしました。

 

松たか子の主演で「贖罪」の湊かなえによる同名小説を異才、中島哲也監督が映画化。

幼い娘の命を自分の教え子の誰かに奪われた女性中学教師。その復讐と意外な波紋を描く。

 

ある中学の終業式の日、1年B組の担任、悠子は生徒たちにある告白をする。

それは数カ月前、悠子の幼いひとり娘、愛美が中学のプールで溺死した事故は、このクラスの生徒2人、犯人Aと犯人Bによる殺人だったというもの。

悠子は、少年法に守られた犯人2人を自身の手で処罰するという。

新学期、悠子は学校を辞めるが、悠子の告白を機に犯人Aはクラスでいじめの標的とされ、一方、犯人Bは自宅で引きこもりとなってしまい……。

 

終業式である冒頭シーンからほとんど感情を出さない中学生教師の悠子。

私から見るとクラス崩壊しているほど、先生を尊敬もせず、おしゃべりしたり、授業にも集中していない生徒たちばかり。

 

冒頭で、自分が教師を辞めること、代理の先生がこれからはクラスの担任になること。

そして、自分がなぜ辞めるのか、それはこのクラスの中に自分の娘を殺した生徒が2人いるから、自らの手で少年法で守られているこの二人を自ら制裁を下すためと語ります。

 

聞かされた学生たちはさすがに驚き、先生の説明を待つのですが…。

 

その二人の特徴をあげ、今日に至るまでの経緯も説明し、学生たちに誰が犯人であるかをわからせます。

その二人が飲んだ給食の牛乳にあるものを混ぜ、彼らに感染の可能性があること、多感な少年少女たちがそんな存在に寄り添うどころからいじめの対象になることを見越しての策でした。

 

一人はいじめられても登校し、もう一人は引きこもりになり、母へのDVも増していくのでした。

 

でも、これはまだまだ制裁の第一章に過ぎなかったのです。

 

その後、第二章ではガッツのある明るいキャラの男性教師が来ますが、空気を読めない分、余計に生徒たちをいらだたせるの。

引きこもりの子が学校に来やすくなるように交代で授業ノートをとること、そして週1回、そのノートを彼の家に届けること。

一見、教師としてあるべき行為に見えますが、それも実は悠子が裏でそうさせていたりもするの。

 

誰にも心を開けない犯人二人。

もともと仲が良かったわけではなく、成績優秀ながらサイコパスの生徒Aといじめられっ子で内気ながら、憎しみを突然爆発させるような精神不安定な生徒Bは、犯罪を犯すことで憂さを晴らそうと手を組んだだけでした。

 

その犠牲になったのはまだまだ幼い女の子。

それは自分たちの担任の一人娘でした。

 

様々なもつれた感情がある中、悠子はあくまで静かに復讐を果たしていきます。

最後、生徒Aが一番欲した承認欲求(←すべての行為はこの人から認めてもらうためだったから)を悠子が見逃すわけありません。

 

最後の最後、生徒Aの人生を賭けての犯罪はどういう形で帰結するでしょうか?

そして、悠子は復讐を果たすことができるでしょうか?

そこに、真の更生の可能性は見えるのでしょうか?

 

映像だったので、よりリアルでした。

主演の松たか子さんが過去の幸せな時のシーン以外は、ほとんど笑わず、淡々と話すさまが怖かったわぁ。

教師としての矜持もあり、学生とはため口で話さない。常に尊重する姿勢を持つなど、あの事件がなければ、学生たちにとっても親しみやすくはないけれど、信頼できる教師であったに違いないのに。

 

また2010年製作を感じたのが、その一人娘を演じたのが芦田愛菜ちゃんでした。

人気好感度も高い役者さんなので、番組司会やCMで姿を見ない日はないですよね。

もう素敵なレディですから、この当時、本当に小っちゃくて、かわいさに時の経過を感じました。

 

 

 

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