少し前に見終えた韓国ドラマを紹介します。
たまたまGW中に赤坂の韓国料理店で大学関係者との食事がありました。
本場の味を謳っているお店だけあって、ランチでも満席
先生方が韓国の学会に参加したばかりであり、宿舎から会場場に到達するために、バスや地下鉄の各地点で、もう何人に質問して方向を教えてもらったとか。
信じられないほど、皆、親切で礼儀正しくて感激したとのことでした
全体像としての日韓の若者の違いや置かれた環境の違いなど色々とお話していたのですが、やはり大きいのは国民なら避けては通れない『徴兵制』ではないかということになりました。
そこで、今日紹介するドラマを思い出した次第です。
本当に人気ある役者のパク・ボゴムが主演
顔が小っちゃくて端正で、あと可愛らしい表情からも人柄の良さが分かります。
しかも彼が兵役に直前に放映されたドラマなのだとか(一番下に彼が海軍に入隊した際の画像があります)
そして韓国ドラマなのに、桁違いの財閥も出ないし、ドロドロで足の引っ張り合いもない
ある意味、新鮮なほど、自分たちの夢を実現しようと頑張る青年たちの嫌みのない青春群像となっております、はい
まさに「パク・ボゴム」のためのドラマと言ってもいいのでは
青春の記録
画像はお借りしました。
子供のころから仲が良かった3人組。
うち二人は役者で成功するを夢見ているの。そしてもう一人は彼らを撮影するカメラマンが夢。
ただそれぞれが家庭環境が異なるのです。
パク・ボゴム演ずるサ・へジュンはバイトを掛け持ち、モデルをしながら、役者を目指しています。
自分の部屋さえ持てない一家なの。母や祖父は理解があるけれど、大工の父や銀行員の兄からは「顔で生活できるほど甘くない世界だから辞めろ」の嵐なの
そんな環境下なのに、仁義を大切にし、まっすぐに育っているのが奇跡とも思えるほどよ
それでもくじけずに一生懸命に一つ一つの仕事に手を抜かない彼なのですが、親友のウォン・ヘヒョのように影響力の大きいステージママの強力なバックアップや後ろ盾がないため、ほどは人気が出ないのです。
父親からは「売れないんなら、兵役に行け!」と言われ、一度は諦め、そう決心するのですが、やはり20代後半は役者としてもとても大切な時期なんですよね。彼にとっても心苦しいモヤモヤ期間です
そんなへジュンをモデル時代から応援していたファンがいました。
メイクアップアーティストを目指すアン・ジョンハです。若くとも実力を備えていますが、おなじアトリエの先輩からさんざん嫌がらせを受けているの。
そんなある日、ファッションショーでその先輩と共にへジュンやヘヒョのメイクを担当することになります。
今まではスクリーン越しの憧れの顔を担当する喜びで一杯なのですが、あまりに好きすぎてかえって不愛想になるの。
同い年ということもあり、そんな塩対応がよかったのか?彼らと仲良くなるのですが…。
気持ち良いぐらい自立しているジョンハに、へジュンもヘヒョも惹かれるようになるの~。恋の三角関係ね
でも、既に人気者のヘヒョではなく、へジュンと付き合うようになり、お互いに励まし合いながら愛を育みます。
それで、実は彼の大ファンだったことも告白するの。
二人だけのちょっとした時間が本当に愛おしいの~。
ここで、以前、ソウルに出張した際に行った図書館もカギを握る場所として何度も登場します
この図書館、いろいろなドラマや映画でよく登場します
だって、素敵だもの。
さて、話をドラマに戻しましょう。
次第に彼は役者として注目を集めるようになり、そして大きな賞も受賞するほどに成長します。
その人気はヘヒョを大きく上回るようになります。
彼は下積み時代からも単にバイトを掛け持ちするだけでなく、英語や日本語も勉強し、いつか世界に羽ばたいたときのことも想定してきちんと準備していたことも後から分かるの。
なんて出来た子なんでしょう~と感心しました。
人気が出ても浮かれることもないもの~。
ですが、彼がかつてお世話になったファッション・デザイナーの自殺をきっかけに世の中から叩かれます。
それは自殺前の最後の電話をした相手がへジュンだったから。
憶測は事実無根ですが、デザイナーの尊厳を自分が奪うことはできないと彼の無実を証明するデザイナーからのテキストを公表しないという決断をするの。自分の立場が悪くなるのに…。
この時期になると名実ともに売れっ子の役者になったへジュン。
ハリウッドからも声をかけられ、これからというときに大きな決断をします。
それ故、恋人のジョンハも彼と別れることを決めるの。
好きだから別れる
このタイミングで、考えに考え抜いた末の兵役に行くという決断に、周囲はどのような反応を示すのでしょうか?
そして兵役から帰ってきたとき、彼に居場所は残されているのでしょうか?
実はこのドラマには大好きなパク・ソジュンも本人役で登場するシーンがあります
役者の先輩としてですが、二人の掛け合いが自然で素敵でした。
こちらがオフィシャル・トレーラーです。
因みにパク・ボゴムは海軍に入隊します。
その時のショット。こちらの画像はお借りしました。