先週は海外出張があり、往復の飛行機で、もう嫌っていうほど映画・ドラマを観ました(←嫌じゃないけどね)
全部で8本でしたので、何本か順番に紹介しますね
Barbie
邦題もそのままカタカナ出し
バービー
画像はお借りしました。
日本語での公式サイトもあります。
ご関心のある方は、こちらにどうぞ。
グレタ・ガーウィグの監督作品
監督としても注目作をどんどん製作している彼女。
私にとっては彼女の名前を聞くと『Francis Ha』、『Maggie’s Plan』の主演女優というイメージが最初に思い浮かびます
一生懸命に生きようとしているのに、なんか不器用で空回りしている女性を演じさせたら抜群に上手いです、彼女。
さて、映画に戻りましょう。
アメリカでは本当にこの映画が大ヒットして、リピーターが続出したほどです。
色々なバックグラウンドを持つ人々の心を捉えた筋書きで、希望と勇気を改めて与えた形なのかもしれないですね。
今年のアカデミー賞でも、ビリー・アイリッシュが兄と一緒に、キッチュなピンク一色の舞台で”What Was I Made For”を歌いましたよね
更には主演男優だったライアン・ゴズリンが”I AM JUST KEN”を他の出演者たちと一緒に多いに盛り上がりましたよね。
ライアンは子供のころからディズニー・チャネルの子役時代から、歌も踊りもなんでもこい~!!でしたから、あれ、映画のワンシーンのようでした
あらすじは公式サイトから引用します。
完璧なバービーランドから、
人間の世界へ─。2人が知った驚きの秘密とは?
すべてが完璧で今日も明日も明後日も《夢》のような毎日が続くバービーランド! バービーとボーイフレンド? のケンが連日繰り広げるのはパーティー、ドライブ、サーフィン。
しかし、ある日突然バービーの身体に異変が! 原因を探るために人間の世界へ行く2人。
しかし、そこはバービーランドとはすべて勝手が違う現実の世界、行く先々で大騒動を巻き起こすことに─?!
彼女たちにとって完璧とは程遠い人間の世界で知った驚きの〈世界の秘密〉とは? そして彼女が選んだ道とは─?
予想を裏切る驚きの展開と、誰もの明日を輝かせる魔法のようなメッセージが待っている─!
マーゴット・ロビーは今や、ハリウッドでももっとも売れっ子の一人になりました。
抜群のルックスがあるだけではなく、際どく難しい役でもどんどん挑戦する姿勢ともちろん演技力が評価されているからでしょう。
主役のバービーのイメージそのまま。敢えて現実味がない人形たちの幸せな世界に住んでいるわけですもん
人間の世界での出来事が徐々にバービーランドにも影響が及ぼされ、そこで初めて「自分が何者なのか?何をすべきなのか?」を自問自答するようになるわけです。それまでの何も考えず、ぼんやりと(幸せだと思って)生きてきた過去についても。
ここで出てきた様々な事例が示す「イヤミ」をどこまで深く解釈するかがポイントになると考えます。
浅く考えてもよし、どんどん深掘りしてその根源をあぶりだすもよしかしら
この部分がアメリカ人たちの琴線に触れたのかしらね。
日本で受けなかったのも、ここに主観的に共感できなかったからでは?と思います。
そうは行っても、マーゴット・ロビーを始め、非常に多彩な役者たちが揃っていますから、作品そのものは楽しめるでしょう。
あとファッションやインテリアなども、ラブリーピンクな世界に魅せられたり、音楽の構成が素晴らしい!と評価する方もいるかと思います。
こちらがオフィシャル・トレーラーです。
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