世界のSF映画に多大な影響とインスピレーションを与えまくったフランク・ハーバートの『DUNE』。
古典の名作だったから、トライしてみようと子供の時にこの本を読んだ記憶があるのだけれど、一体、どこまで分かっていたんでしょうか
ただ、最初の映画化の際は、カイル・マクラクランが主役ポールを演じたのだけれど、原作をきちんと理解していなかったにしても、「いや、これは違うやろ」と感じたことはよーく覚えています
そして、あらゆる技術が進歩しての今回の作品。しかも後編の作品
DUNE Part 2
邦題は
デューン 砂の惑星Part2
画像はお借りしました。
本以上にあらゆる感覚にひりひり、ざわざわと訴えかける怒濤の映像の極致です
サンドワームのデカさ、速さ、恐ろしさは突き抜けてますもの。
なんかあのシーンは見ているだけで、口の中が砂でじゃらじゃらするような感覚にさえ陥ってしまうほどよ
もちろん公式サイトもあります。
ご関心のある方、あるいは前編を忘れちゃった方などはこちらにどうぞ
今回の作品シリーズの成功は、配役の妙も役立っていますね。
なんといっても、アトレイデス家の王子ポールを演ずるティモシー・シャラメ。
端正な顔立ちで、前編ではまだ少年らしさを残していました。
しかし、後編では皆を率いていく若き指導者としての決意がみなぎり、その逞しさには、まるで親戚のおばちゃんのように「まぁ、まぁ、大きくなって立派になりはったわぁ」と目を細めてみてました。
ポールを助けるチャニを演ずるゼンディアとはプライベートでもお付き合いがあるから相性は抜群です
見つめ合うシーンだけでも説得力があります。
あらすじは公式サイトにある動画のあらすじから引用しました。
惑星デューンをめぐる宇宙戦争が勃発!
ハルコンネン家の陰謀により、アトレイデス家は全滅。
しかし、最愛の父とすべてを失うも、後継者ポールは生きていた。
ついに復讐の時―。
運命の女性・砂漠の民チャニとポールの、全宇宙を巻き込む最終決戦が始まる。
配役を一人一人チェックして鑑賞後に分かったのは、ハルコンネン家のフェイド役を演じたのがあのオースティン・バトラーでした。あのエルヴィスを演じた彼とは観ていたときには全く気が付かなかったわぁ
他にもフローレンス・ピューやレア・セドゥなど若手の実力者たちが新たに加わったのが印象的です。
ハルコンネンの陰謀により、宇宙大戦争へと突入していくわけですが、未来を見通せる力を宿したポールは民を率いて、この混沌とした争いに勝利するのでしょうか?
彼が目指す未来は一体??
こちらがオフィシャル・トレーラーです。
さすが砂漠の民、あのサンドワームを敵ではなく、乗りこなし、移動の際に使うとは
ポールも砂漠での歩き方などの振る舞いや生きる術をチャニなどから学びますが、「民としての儀式」にサンドワームに乗りこなすことが課せられるのです。
思わず、手に汗にぎるけれど、象徴的でかつ大好きなシーンとなりました。
数ある中で拙ブログにお越しくださってありがとうございます。