岸井ゆきのさん
最近、数々の映画作品で主役に抜擢されたり、CMなんかでもよく登場されて、活躍ぶりが注目されています。
なんか雰囲気とかも、気取りがなく、自然体で素敵ですものね。
決して誰もが振り返るほどの美人というわけでもなく(←ファンの方、ごめんなさい)、モデル並みの体形でもないですが、普通な感じの女性を演じさせたら本当に上手なの。
その分、ちょっとイッチャッている人や毒舌系もイヤミなく演じられる数少ない役者さん
色々な監督が彼女と組みたいと思うのも納得です。
そんな彼女が主演したこちらの映画を鑑賞しました
犬は食わねどチャーリーは笑う
画像はお借りしました。
こちらの作品は公式サイトもあります。
ご関心のある方はこちらにどうぞ
あらすじはその公式サイトからそのまま引用します。
この物語の主人公、裕次郎と日和は結婚4年目の仲良し夫婦? というのは(もちろん)表向き。
鈍感夫にイライラする日和は、積もりに積もった鬱憤を吐き出さなきゃやってらんないわー! と、出会ってしまったのは、SNSの〈旦那デスノート〉。
そこには妻たちの恐ろしい? 本音、旦那たちが見たらゾッとするようなエグイ投稿がびっしり書き込まれていた。
そしてある日、裕次郎もその存在を知ってしまう!「これって俺のことか?」気になる投稿のペンネームはチャーリー。
日和と一緒に飼っているフクロウの名前もチャーリー…ってことは!
夫婦ゲンカのゴングの鐘が、いま鳴り響く!!
傍から見たら仲の良い共働きの仲良し夫婦。
コールセンター勤めの妻、日和を演ずるのが岸井ゆきのさん。
ホームセンターの副店長で、部下の面倒見もよく、上司もたて、お客様の小さな要望にも応えられる出来る奴かと思えば、家庭でははっきり言って全然ダメ夫なのです。
夫、裕次郎を演じたのが香取慎吾さん。
そこそこは働いてますが、企業戦士ほどの働きぶりではないのに、家事全般は妻任せ。
飼っているフクロウのチャーリーのお世話も全然しないの(←確かに良く考えたらそうだけどと思いましたが、チャーリーの餌ってマウスなのよ。冷凍の。それを冷蔵庫から出してきたときには普通にひいた)
狭い自宅にも筋トレグッズを揃え、脳筋なんだか知りませんが、その割には体つきが全く引き締まっていなくて説得感がないのです
これは敢えての縁出
完璧でなく、ストイックさも持ち合わせていない裕次郎の駄目駄目さを表現するための監督からの指示だったのかな~、それならその読み、凄いと思います
腕など太いように見えますが、あれは鍛えきっていない状態で筋肉がきちんと見えていないもの。
顔廻りの二重顎もそうだけど、むしろ脂肪が際立っちゃって、わあ、どうしたんだろう?と正直思いました。
私、この方、アイドルのときからあまり得意ではなかったのでね
職場の弟分が近々結婚するのにマリッジブルーになっているの。
システムとしての結婚をした経験者として色々とアドバイスするけれど、そこで知った【旦那デスノート】
面白半分で見ていたら、なんとある日の自分の家での朝の食卓での会話がなんとここに登場しているではないか
しかもペンネームはチャーリー。
我が家で飼っているフクロウの名前でもあります
裕次郎はここで確信します
今まで何一つ文句も言わずに笑顔で対応してくれていたのに、腹では全く違うことを考えていたのかと悩み始めるのね。
また同時に可愛らしい部下の一人に言い寄られたりして…。
こちらもまた妻の誤解を更に深める要因になったりするのです、はい
お互いが半信半疑の中、裕次郎が【旦那デスノート】のチャーリーの正体を知ったと分かった日和は、更に不信を深めていくの。
今まで一番苦しかったときに寄り添いもせずに、ばかみたいに筋トレに走り、仕事に逃げたことを。
そんな中、弟分の結婚式の日
スピーチをすることになっている裕次郎の妻として式に参加しますが、さて、初心に戻ってお互いが最初に出会ったころのワクワクやときめきを思い出すことはできるでしょうか?
脇をかためる役者たちが皆、芸達者ですね。
特にイケメン上司と自分を勘違いしている残念パワハラ野郎を演じた眞島秀和さん。
私はあの顔立ちが好きなのですが、今回の役は本当に嫌な奴を見事に演じてました。でも演じていて楽しそうだったけど
あとは最近の活躍が目覚ましい井之脇海さん。マリッジブルーになり、結婚式当日に逃亡を図って嫁となる女性に確保されてくる情けない姿が最高でした
こちらがオフィシャル・トレーラーです。
劇中も妻の暴言が凄かったわぁ。笑ってしまったものもあったけど。
なので今回のブログ記事は、やや毒をいつもよりも少し多めに入れて書いてみました