本帰国してから4回目のこの季節。

同業者を見てもわかりますが、会議通訳者にとって11月最後の週から12月中盤までが一番忙しい時期のはず。

 

心を失う=忙しい時期、例年はそうでしたが、今年はコロナがあるし、どうなるのかしら!?

 

と思っていたら、今まで以上に忙しいじゃないかびっくりガーン

 

物理的に対面での会議ですと、会議と会議の間に移動が伴うので、1日たくさん入れてもまぁ、3本程度ですよねパー

ですが、遠隔通訳ですと、自宅ですから、嬉しいことなのですが、まさに分刻みで仕事が入ってくるのですびっくり

が、事前準備する時間は同じアセアセ

 

しかも先々週の日英仏語の通訳の案件関係で、普段なら決して首を縦に振らない翻訳作業も入ってしまって。

翻訳って時間はかかるし、形が残ってしまうから好きじゃないの。早朝から取り掛かって、さっきようやく納品したところです

 

移動の際の気分転換もできないし、同じ生活空間外の人たちとご飯を食べたのははるか昔の数か月前のこと!

(←しかも緊急事態宣言解除してから2回しか食事していないと同業者に行ったら、ストイックすぎるびっくりと驚かれてしまった。驚かれたことに私は驚いたよ…キョロキョロ

だからと言って、今の時期に動いたり、外食をされている人たちのことをどうこう言うつもりはないです。

各自、この現状を見据えての個人の判断に委ねられますからニコニコ

 

ただねぇ、やっぱりおいしいものを食べながらの気分転換もできず、まさに息つく暇がない状態に陥っております、はいえーん

外にも行けず、食べ物にも走れず、こんな時ははるか昔の古き良き時代にタイムスリップすることが私のがさついた心を潤してくれるの。

 

1954年にハリウッドの大スター、カーク・ダグラスを擁して、古代ギリシャの英雄映画がイタリアで製作されました。

私が観たのは全編イタリア語版ですパー

Ulysses

邦題:ユリシーズ

 

ユリシーズを演ずるのはカーク・ダグラス。

そして、トロイでの戦争から王である夫を待つ王妃に当時の人気イタリア女優のシルヴァーナ・マンガーノが出演しています。

 

話は逸れますが、シルヴァーナ・マンガーノと言えば、ルキノ・ヴィスコンティ監督『ベニスに死す』で、タージオの美しい母役が印象的でした。セリフは少ないのにその存在感は抜群でした。

 

画像はお借りしました。

 

ホメロスのオディッセアって大好きなの。

神々と人間、そして妖怪や怪獣たちが共存した世界乙女のトキメキ

神が全然神らしくなく、むしろシャンとしていない者さえいたりするゆるーいところが好きなの。

 

さて、あらすじは名作オディッセアですから説明の必要もないのですが、WOWOWにあらすじがありましたので、コピペしますね。

 

トロイ戦役終了後、ギリシャ軍は凱旋の途につく。

木馬作戦でトロイを陥落させたイタカの領主ユリシーズもその中のひとりだった。

彼の后ペネロペは夫の留守中、腹黒い王族から再婚を強いられていた。

ユリシーズは部下とともに故郷へ向け出帆したが、海神の怒りにふれて暴風雨に遭い、見知らぬ国に漂着する。

その国の姫ナウシカアは海岸で記憶を失ったユリシーズを発見し、王宮に連れ帰る。

ふたりは恋に落ち結婚することになるが…。

 

まだCGなどがない時代。

しかも映画はイタリアで製作されていますから、舞台設定などの古さは否めません。

でも、その中で製作者や現場の方たちの涙ぐましい努力も見えるの。

役者が身体を張り、音楽でドキドキ感が更に増します。

これまた子供のころから大好きな『シンドバッド7回目の航海』なんかもそうですが、あえて古代の時代を扱うからこそ、CGではない創意工夫が見ていてワクワクするんだなぁ。

 

こちらがオフィシャル・トレーラーです。

 

 

当たり前だけど、息子のマイケル・ダグラスにそっくりチュー

 

今は外に行く時間がない「やさぐれ時」乙女のトキメキ

本も今、読んでいるのは、これまた古代イタリアの英雄、カエサルの手なるこちらの名作チョキ

 

ガリア戦記

2000年ぐらいのタイム・スリップだし、当時の社会を想像しながら読むと面白いです~ラブ

 

 
 

 

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