癖のある役者たちがこの人の映画だったらタダでも出たい
とカルト的人気があるウエス・アンダーソン
監督、脚本のこの人の手にかかると、なんとも言えない可笑しみ溢れる世界が出来上がるのよね。
色合いも独特で、音楽なんかもセンスがいいの。
The Darjeeling Limited
邦題:ダージリン急行
今回はインドが舞台です。
1年前の父の死をきっかけに仲違いになってしまった3兄弟がダージリン急行という寝台列車に乗って、世俗を離れ、山奥の秘境にある僧院にこもってしまった実の母に会いに行くというお話しです。
個性がそれぞれ異なる3兄弟。
アンダーソン組のオーウェン・ウイルソン演ずる長男フランシスは、何事も長男の特権とばかり、弟たちのことでも勝手に決めてしまう勘違いが多いの。
今回の旅の企画者です。
瀕死の事故から生還した際に、身内の大切さを悟ったとのこと。
次男のピーターは父の遺品をさりげなく独り占めしているし、末っ子のジャックは作家だけれど、別れた恋人が忘れられない役どころ。
やっぱり長距離列車はいいですねぇ
きらびやかな食堂車での他の客とのやりとりや、コンパートメント内の雰囲気も一世代前のものがあってうっとりと眺めました。
また、何事も一筋縄ではいかないインド社会の洗礼も受けたりします。
兄弟たちのリアクションを見つつ、あぁ、これはありそうだなぁとニマニマしたりして
また兄弟だけでなく、3人の組み合わせでよくある、そこに不在の人間の噂話が後のストーリー展開に活きてくるんです。
ここだけの話、あいつってこうなのよ
俺から聞いたって言うなよ。
って、ついつい血が繋がった兄弟だから、感情が爆発した時に言っちゃうよね(笑)。
このロードムービーを見たら、日常から離れて、きっと鉄道の旅に行きたくなるはず。インドが行き先ではないと思いますが
見終わったあと、ほんわかと優しい気持ちになれます。
鮮やかな色合いにも負けないインドの風景が心に残り、家族と話しをしたくなるかもしれないですね。
この作品の前にプロローグとして短編映画"Hotel Chevalier"があるそうです。
これと合わせてみれば、より内容が把握できるとのこと。
その作品の関連で、ナタリー・ポートマン(三男の元カノ)もちょっとだけ出演しています。
あと友情出演かしら?アンダーソン組のビル・マーレーも相変わらずとぼけた表情で出演しておりました
この3兄弟が畏怖する母親ってどんな人よ?と思っていましたが、インド人女性のごとく、アイラインバッチリのアンジェリカ・ヒューストンが登場して納得でした
日本語字幕のオフィシャル・トレーラーはこちらです。
因みに…兄弟が父の遺品として持参した大量のバッグやトランクはルイ・ヴィトンがこの映画のためにだけ作ったものです
作りがしっかりしていて、やっぱりこう言った旅にはヴィトンだなぁとしみじみ思いました。
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