信州の旅 白馬vol.2
いよいよトレラン当日
良いお天気です。
朝ごはんをいただき、8時半ペンションを出発です。ロングの人は朝7時からスタートしていますが、私達トライアルのスタートは10:03です。(10時に20.7kmのショートがスタート後なので3分と半端です)
もうスタートしているランナーやボランティアのスタッフを見かけつつ、指定の駐車場を探してうろうろ
やっとみつけた駐車場に車を停めて、そこからシャトルバスで会場に連れて行ってもらいます。
ゼッケンとチップをつけ、会場に出ているスポーツ用品などのブースをみたりしてスタートを待ちます。お祭りムードになってきました
ゲスト走者や応援ゲストの紹介などで盛り上がっています。スポーツに詳しくない私でも知っているモーグルの上村愛子選手も来ていました。わっと会場も湧きます。テレビでみるより小柄で華奢です。でもやっぱり可愛いです。白馬村ゆるきゃらの「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世」というつぶやきシローに似た顔の白い馬のきぐるみもいました。
中学や高校の陸上部のような団体やらいて、みんな速そうです。かと思えば小学生のちびっこもいます。
そんななかいよいよスタートの時間になりました。スタート地点では上村選手とハイタッチしたくてちょっとした行列になります。さすがファミリー&トライアル
上位を狙う前方の人達は違ったようですが、完走目標の私はもちろん行列に並んでハイタッチしてから走りだしました。
みんなが沿道で応援している街中を抜けるとすぐに山道の登り坂になります。ここはもう渋滞で細い山道なので、抜かすことも難しいです。思った以上に山道がコースに盛り込まれていたり、釣り人のいる大きな池沿い、川沿いの森の中、橋を渡り、道路まで、いろんな場所を走ることのできるコースとなっていて、なかなか楽しかったです。途中、給水所ではスポーツドリンクやフルーツ、塩飴やガリガリ君などもありました
ガリガリ君は走りながら溶けちゃうだろ~と思って手をだしませんでしたが、ちびっこ達は嬉しそうに食べながら走っていました。親子で走って、子供を励ますお父さんやお母さん、写真を撮りながら走る女子2人組などもいましたが、私は初めてのトレランということで、あまり余裕がなく、少し休みながらも必死に走りました
途中、何度か歩いてしまいましたが、終盤、腕時計をみると53分。頑張れば1時間以内でゴールできるかもと最後のラストスパートは下り坂を駆け抜けました。沿道で応援の方々が一生懸命声をかけてくれるので、走らないわけにはいかなくなってしまったのもありますが、応援は力になりますね。
ゴールが近づくと、自分のゼッケン番号と名前が呼ばれています。
すごい。靴につけたチップですぐに氏名や順位がわかるようです。ハイテクです。(ちなみに後日、ネットでレース中の写真もUPされたりします。ゼッケン番号で自分を検索できたりして、レース後も楽しめます♪)
1時間以内にゴールすることができ、受付に誘導されると、記録や順位が書かれた用紙をもらえます。思った以上に良い記録でちょっとだけ自信がつきました。意外とやるな私
なんて。やっと終わってほっとしながら、ゴール付近で次々とゴールする人々を見学します。12時前にはロング51.4kmのトップ選手が5時間以内でゴールしました
凄すぎます。しかも市役所職員らしいです。しかもしかも3連覇でトップらしいです。凄い人もいるもんだと感心しかりです。
1時間ほど会場で余韻を楽しんだ後、汗をながしにまたまた温泉へ向かいます。
稲穂が実り黄金色の田んぼを見ながら、ホテルシェラリゾート白馬にある白馬みずばしょう温泉「古民家の湯」へ
車で移動中にも、まだまだレースの終わらないロング・ミドルコースの皆さんが苦しそうに走っている姿に遭遇しました。がんばれーっと大きな声援を送ります。
そんな中、素敵なホテルに到着。ここの日帰り温泉をお借りします。温泉は江戸時代の古民家を2棟移設しているそうで、重厚な木造の建物でゆったりした湯船に壁がなく、外の山々が一望できて解放感抜群
それにちょっと離れた場所にあるせいか、空いていて、のんびりとレースの疲れを癒すことができました~♪他にも露天風呂の岩風呂とひのき風呂があり。ここはとっても素敵だったので、今度白馬に来るときは、ぜひ泊りたいと思います。
すっかり癒されたので、打ち上げを兼ねてみんなでご飯。
2時過ぎとなってしまい、ランチタイムが終わって店選びに困っていたところ、白馬駅近くの「GravityWorx(グラビディワークス)」というお店に行きつきました。ログハウス風の素敵な外観。店内に入るとハーブや野菜のディスプレイでおしゃれな感じ。席は混んでいました。お店の人は、すごい時間がかかるとか狭い席しかあいてないけどいいか?と何度も聞いてきて、あんまり歓迎されていない雰囲気だったけど、店探しで疲れていた私達は、大丈夫ですと言いはり、入れてもらいました。ピザとパスタ中心で美味しそうなメニューが黒板に並びます。自家製ドライトマトときのことベーコンのピザ、パンチェッタと野菜のパスタを頼みました。とビールを1杯
ドライバーがいるので控えめに私だけ。。。
ディスプレイかと思ったハーブや野菜は全て、ここで乾燥させて料理に使用しているようです。お好みの辛いソースも自家製。ハーブ塩も3種類、自家製で作っているそうです。今年は上手にできているなど、説明をしてくれました。ピザの生地も薄くて好き。ピザにのせたサンドライトマトが甘くてとっても美味しかった。パスタは野菜がたっぷりでみょうがなども入っていたり、こちらも美味しかったです![]()
ちょっとこわい接客に最初は引き気味の私でしたが、味は確かに美味しかった♪こだわりの自信からくる態度だったようです。席も広い席が空いたら、移動させてくれましたし。
4人それぞれ今回のトレランの感想、反省点などを話しつつ、白馬の旅の〆となりました。
友人の2人は東京から車で来たので、ここでお別れ。3連休の2日目の夜
渋滞に巻き込まれつつ、帰宅したそうです。
私達夫婦は、今夜は戸隠に泊り、明日戸隠神社を巡る予定です。
そばの白い花が咲く道を通り↓、戸隠へ向かいます。1時間程走っていると、どんどん山道を上っていっています。あと少しというところで、だんなさんが眠いと言いだし休憩のため山の中にぽつんと立つケーキ屋さん「クローバー」に立ち寄りました。ショーウィンドウにはシフォンケーキが3つだけ。
クランベリーシフォンケーキと珈琲。シンプルで美味♪そしてリーズナブル。お店のお兄さんもとても感じがよく素敵なお店でした。
18時頃。本日のお宿「中谷旅館」へ到着。
平安の昔、修験場の道場として都にまで知られた霊場であった戸隠。天台宗戸隠山顕光寺として開山し、山岳信仰のメッカとして崇められてきました。ここ中谷旅館はその昔、戸隠山顕光寺の「宝泉院」として知られていました。明治初めの神仏分離令後、戸隠を訪れる人の宿泊場として利用されているという由緒正しきお宿です。戸隠中社大鳥居前にあります。
玄関を開けると、感じのいいおじさまが出迎えてくれました。これまた感じのいい似た顔をしたおにいさんに車のカギを預け2階に案内されます。渋い階段を先頭に立って案内してくれるのは、おばあさまです。先祖代々、家族で営んでいるって感じです。どうやらあとで調べたところ親子代々の神主さんとのことです。
食事の時間も到着時に聞いてくれて、こちらの都合に合わせてくれるところなど流石と感心。
お部屋に案内され、思わずおお~広ーいと言ってしまった私に、「うちで一番広いお部屋なんですよ」との事。二間続きのお部屋に椅子とテーブルセットスペース、お風呂と洗面所、トイレも付いています。
床の間、ふすまや欄間(ふすまの上)木彫りの彫刻など、広いだけではなくてディテールも素敵です。
19時。お楽しみの夕食です![]()
夕食は和室の個室に通されました。畳敷きのお部屋に机と椅子。ここのふすまも春夏秋冬でお見事でした。それぞれ襖絵の1色だけ薄く色が染めてあるのがお洒落。そして全ての絵には鳥の姿がありました。
隣のお部屋からは賑やかな声。玄関に登山靴がたくさんあったので、登山客の団体さんがいたようです。関西弁が楽しそうに聞こえてきます。この辺は関西からも行きやすいエリアのようで、山でも関西弁を良く耳にしました。
戸隠ということで山菜攻めか?と山菜があまり得意ではない私達はちょっと心配でしたが、野菜が中心で品数が多く、とっても美味しくいただきました![]()
食前酒(クランベリー入り)、きのこのお吸い物、ホウレンソウのおひたし、山菜の甘く煮たもの(味付けで全然苦手じゃなかった)、さやえんどうクルミ味噌添え(ごまとくるみのたれが甘くて美味しい)、信州サーモンのカルパッチョ、野菜の揚びたし、鶏とキノコの鉄板焼き、鮎の塩焼き、温かな信州そばなどなど。きのこたっぷり、普段食べない野菜もたくさんで大満足です
品数が多すぎて残してしまったのが残念でしたが。
食後、お風呂で温まってから、本を読んだり。。。静かな和室でテレビをつける気にもならず、まさに喧噪を忘れてというのでしょうか
静かな時間を過ごすことができました。そして早めの就寝。。。
翌朝6時過ぎに起きだして、朝の散歩へ
出かける前に宿の方に朝ごはんの時間を7時から8時に変更できますか?お願いしたところ快くOKしていただきました。
そして朝がお勧めという鏡池へ。池に山が鏡のように映るのは綺麗なのですが、近づいてみると水があんまり綺麗じゃなかった。。。残念。
そしていよいよ戸隠神社の五社参拝へ。ここで戸隠神社の神話「天岩戸伝説」の説明を。。。
太陽神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が弟の「すさおのみこと」の乱暴な振る舞いに腹を立て、天岩戸に籠ってしまう。すると世界は暗黒となり、恐ろしいことや悲しい事が次々とおこってしまいます。困った神々は集まり、天照大神がどうしたら岩戸から出て来てくれるのが相談をします。「天八意思兼命(あまのやごころおもいかねのみこと)」が岩戸の前で、唄ったり踊ったりして天照大神の気を引こうと提案し、賑やかな祭りが執り行われる事となった。まんまと外の賑わいが気になった天照大神が岩戸を少し開けたところ、力自慢の「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと」が渾身の力で天戸を開け放した。岩戸は天照大神が再び中に戻らないように、下界に投げ隠された。それが現在の戸隠山である、と伝わっています。。。私はこのお話はまんが「うる星やつら」で知っていました
あの話がここか~と懐かしかった。
そして五社にはこの伝説にまつわる神様が祀られているのです。
まずは下から攻めようかと麓から登ってくると最初にある「宝光社(ほうこうしゃ)」から。
祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)で、中社の祭神である天八意思兼命の子です。
渋い木造の鳥居をくぐると、270余段の石段を上っていきます。
紫陽花が微妙な色合いで残っていました![]()
杉木立に囲まれた石段を上っていると、太鼓の音が聞こえてきます・・・。
社殿も木造の渋い風合い。彫刻も素晴らしい![]()
どうやら今日は行事が行われているようです。社殿の中にはタスキをかけた人などが座っています。まん中に舞台があり、3人の男性が笛と太鼓の音に合わせて、葉っぱと鈴を持ってしゃんしゃんと鈴音を鳴らしながら踊っています。じっと見入っていると、次は葉と鈴を日本刀に持ち替えて踊ります。「三剣の舞」らしいです。日本刀の刃が出た状態で、けっこう早い動きもあり、危ないよ~と心配になりました。きちんと練習されていて、大きなお世話でしょうけど。迫力ありました。良いものをみる事ができました♪Lucky![]()
ちなみに社殿右側にも参道があり、そこは神道(かんみち)とされ、火之御子社~中社まで続いているそうです。少しお散歩して、お腹もすいてきたので、朝ごはんを食べに宿へ戻ります。「ただいま~」「おかえりなさい」と迎えられて昨日と同じ個室での朝食です。
おばあさまに伺ったところ、ちょうど月並祭が行われていたそうです。あの踊りは「太々御神楽」の奉納だったそう。そしてこの中谷旅館にも、戸隠神社の分霊を祀った御神殿があると教えて頂き、食堂の襖をあけると神殿がありました。合掌。




