理科編
毎週土曜日更新のコラム塾講師列伝。今回は理科編として、私の印象に残った講師をオムニバスで紹介していきましょう。
梶屋先生(理数研)
私は集団指導で得意なのは国語ですが、個別指導で得意なのは数学と理科。特に理科の物理分野はかなりの自信があります。
どれくらい自信があるかというと、妹(文系)が高3時にセンター試験の生物がどうしても伸びずに困っていたとき、
「物理も受ければいいやん。1日特訓受ける気あればセンター試験70点取らせたる!」
と豪語し、実際にセンター試験直前に1日特訓して70点ぴったり取らせた(生物より良かった)くらいには得意です。(妹は中3時に浜学園の中3最高レベル特訓を受けていたので、その下地を思い出させて肉付けすればよかったという特殊事情もありますが)
そこまで得意になった理由こそ、梶屋先生の物理の授業です。
と言っても、最初から授業を理解できたわけではなく、高3から受け始めた最初の5回の授業は本当にちんぷんかんぷんでした
。しかし、板書ノートを熟読し、問題の解答を見て、うんうんうなるうちに、ある時突然「物理的な考え方」が分かった
のです(今でも覚えています。5月の第2日曜日の午後でした)。
その最大の発見が「一つのものの気持ちになって考える」であることは下記に書きました。これに万有引力の理解と、運動方程式の理解を加えると大学受験レベルの力学分野はほぼ攻略したも同然です。
基本的な考え方がわかった状態で先生の授業を受けると面白いほどよくわかる! そしてニュートン力学の美しさに感動する! あっという間に物理が得意分野になりました。(電磁気学まではその勢いで感動しつつ理解していたのですが、残念ながら量子力学で挫折しましたが…
)
物理は「物理的な考え方」をどう言語化して伝えるかが講師の腕の見せ所だと思うのですが、梶屋先生はそこがとても上手でした。
今も理数研でご活躍のようですね。
S先生(理数研)
こちらも理数研の先生です。私は化学はもともと得意でしたが、それをさらに一つ上のレベル(人に教えられるレベル)に持っていってくれたのがこの先生の授業だとと思います。
特にこの先生にイチから学んだ有機化学の考え方はとても分かりやすく、先生の教え方をベースに、穴埋めプリント形式で作った私の有機化学攻略教材は(私が浜学園講師時代に副業※でやっていた)家庭教師先で評判でした。
※ なお、本業(浜学園国語科講師)との関係で、副業では国語は教えない縛りにしていました
大学時代に母校に用事があり訪れたら、知らない高校生が私のプリントを熱心にやっていた現場にも出くわしたこともあります
私の教え子からコピーしてもらったのでしょうね。
この先生の素敵なところは、ツンデレというか、授業はムスッとした表情で割と威圧感を漂わせながら緊張感あふれる授業を展開するのに対し、質問しにいくと、孫を見るおじいちゃんのごとく、やわらかい笑顔で丁寧に応対してくれるところでした。
この笑顔見たさに質問しにいった生徒は数知れないと思います。特に、有機化学分野はみんなの好奇心も高まって、何人かでわいわい質問していたら、そこから先は大学で習う知識がないときちんと教えられないから別に時間をとって補講してあげよう、ということで特別に少人数の補講をしてもらったこともありました(しかも無償のボランティアで)。
いやー、本当に生徒愛にあふれる本当に良い先生でしたね。
私が高校卒業して数年後には講師業を退いたようですね。お元気にされていると良いのですが。



