みなさんこんにちは

私は体調を整える目的で、毎日ジョギングをしています。

 

そんな健康オタクみたいなことをしていると、ダイエット情報や健康情報に興味を持つようになります。

色々な記事を読む中でよく目につくのが、健康のため白砂糖は避けるべきという意見です。

白いものは体に良くないなんて、極端ないけんも見受けられますね。

 

確かに砂糖を過剰に摂取すると生活習慣病のリスクが上がるでしょう。

それは理解できるのですが、なぜ白砂糖?と疑問を持ちました。

本当に色の違いで健康リスクが違うのでしょうか?

 

そこで今回は、悪役にされがちな砂糖の中で、さらに悪役にされている白砂糖の正体を明らかにします。

 

そもそも砂糖とは? 

砂糖とはサトウキビなどから作られる、甘いショ糖のことを指します。

  • サトウキビなどを原料としたショ糖で、甘味を持つ炭水化物
  • サトウキビなどを絞った糖蜜を結晶化して精製したもの
  • 白砂糖、黒砂糖、三温糖、グラニュー糖などの種類がある
  • 簡単に消化吸収され、血糖値の急上昇を引き起こしやすい
言われてみれば、砂糖の原材料として沖縄のサトウキビや北海道の甜菜なんかが有名ですね。
以前、沖縄を訪れた際に広大なサトウキビ畑が広がっていたのを思い出しました。
 
砂糖には白砂糖、黒砂糖、三温糖などがあることも、スーパーなどに行けばわかりますよね。
みなさんの思い描く砂糖そのものでしたか?

 

白砂糖と黒砂糖の違い 

白砂糖と黒砂糖は、その製法の違いにより色が違います。

  1. サトウキビなどを圧搾して糖蜜を抽出する
  2. 糖蜜を煮つめて濃度を上昇させる
  3. 冷やして砂糖の結晶を析出させる
  4. 結晶化の際に遠心分離機で黒色の成分を除外する
以上が作成工程になりますが、このうち4をおこなったものを白砂糖とよびます。
3の工程で終わってしまったものは、色が黒い黒砂糖です。
 
この4の工程で除外された、黒色の成分がミネラルやビタミンの成分です。
つまり、白砂糖と黒砂糖の違いは、ミネラルやビタミンが入っているかどうかです。

 

よく言われる白砂糖危険論 

白砂糖に対して警鐘を鳴らす意見をいくつか調べてみました。

  • 白砂糖は体内に吸収されるスピードが速いので急激に血糖値を上げる
  • 白砂糖は砂糖依存症を引き起こしやすく禁断症状が起こす
  • 白砂糖は牛骨炭でろ過するので健康被害がある
  • 白砂糖はミネラルやビタミンが除去されているので健康に悪い
これだけ健康に悪い情報が集まると、白砂糖を倦厭してしまいそうですね。
それでは本当に、これらの情報が正しいのか、一つずつ検証してみましょう。

 

白砂糖は吸収速度が速いのか 

白砂糖の吸収速度は、黒砂糖と変わりません

白砂糖だから早いとか、黒砂糖だから遅いというわけではありません。

 

ショ糖はブドウ糖などと並んで、単糖類に分類されます。

  • 単糖類・・・単一の糖分子からなる炭水化物
    ショ糖やブドウ糖、果糖などが該当する
  • 多糖類・・・多数の担当が連結した炭水化物
    でんぷんやセルロース、グリコーゲンなどが該当する
ショ糖などの単糖類は分解に時間がかからず、吸収速度が速いです。
すぐエネルギーに転換することができますので、即効性があります。
しかしその反面、急激に血糖値を上げてしまうというデメリットもあります。
 
一方、多糖類は分解に時間がかかります。
すると、吸収にも時間がかかり血糖値の上昇が緩やかに抑えられます。
 
つまり、白砂糖と黒砂糖で比べた場合、同じ単糖類なので吸収速度は変わりません。

 

白砂糖は砂糖依存症を引き起こしやすいのか 

黒砂糖と比べて白砂糖が砂糖依存症を引き起こしやすいという事はありません

 
砂糖依存症のプロセスは諸説ありますが、以下の流れがよく説明されます。
  • 糖分を摂取して血糖値が上がる
  • すい臓がインスリンを分泌をして血糖値を下げる
  • 低血糖状態になり空腹感を感じる
この工程が1サイクル終わった後に、改めて糖分を摂取すると脳内の報酬系が刺激されます。
この脳内の報酬系が刺激されることが幸福感につながりますので、依存しやすいという事です。
 
つまりこの流れに合致する、血糖値を急上昇させるものであれば、すべてが砂糖依存症のリスクとなります。
前項でご説明したが、血糖値の急上昇に白砂糖と黒砂糖の違いはありませんでしたよね。
そうなると、白砂糖が特別に砂糖依存症を引き起こしやすいという事ではありません。

 

白砂糖は牛骨炭でろ過するから健康に悪い 

白砂糖はろ過の過程で牛骨炭を使います。

しかし牛骨炭が健康に悪いといった情報は出回っていません

また、牛骨炭の成分が砂糖に残ることはなく、健康被害が生じることもないでしょう。

 

この情報はヴィーガンの方のサイトを中心に見受けられたものです。

白砂糖を精製する過程で牛骨にふれるので、ヴィーガンに反するといったやり取りがされていました。

 

牛を禁忌とする宗教といえばヒンドゥー教ですが、ヒンドゥー教の方の間では問題になっていないようです。

そもそもあちらの文化圏では、白砂糖を使わないのかもしれませんね。

 

ということで、白砂糖は牛骨炭を使うので健康に悪いという事もありませんでした。

 

白砂糖はミネラルなどが除外されているので健康に悪い 

精製の過程でろ過してしましますので、白砂糖はミネラルなどの成分が除外されています。

黒砂糖と白砂糖で比べた場合、カリウムは550倍、カルシウムは240倍も多く含まれています。

つまり、黒砂糖をとったほうが健康に良いという結果になりました。

 

しかし、成分の多くを果糖でしめる蜂蜜と比較すると、ミネラル成分の違いはほとんどありません。

白砂糖が取り立てて健康に悪いというよりも、黒砂糖が健康に良い成分を含んでいるというのが正しいでしょう。

 

つまり、白砂糖はミネラルなどが除外されているので健康に悪いという説は否定されます。

 

砂糖の健康効果 

いままで砂糖の健康被害についてみてきましたが、ここからは砂糖の健康効果についてご紹介します。

  • 即効性のあるエネルギー源になる
  • セロトニンやドーパミンの分泌を促進して気分を向上させる
  • 天然の保存料として、細菌やカビの成長を抑制する
1つ目と2つ目についてはすでにご紹介しましたね。
メリットとデメリットが表裏一体で存在しますので、使い方や量に注意しながら摂取しましょう。
 
3つ目の天然の保存料の役割は、2023年11月の砂糖半分マフィンの食中毒事件で取り上げられていましたね。
カビや細菌などの微生物は、食品中の水分を使って増殖します。
しかし、結合水と呼ばれるたんぱく質などがどけこんだ水を、微生物は増殖に利用することができないのです。
砂糖に限らず味を濃くすると痛みにくいという、昔ながらの知恵の大切さを再認識させられた事件です。

 

以下に、おすすめのオリゴ糖のお砂糖をご紹介します。

自然由来のものなのにサトウキビの白砂糖と比べて、カロリーが半分です。

オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌にもなります。

砂糖を摂取しつつ、さらに腸内環境も整う優れものですね。

 

白砂糖は危険な食べ物か? 

さて、今回は白砂糖は人を殺す食べ物か?というタイトルで、白砂糖の危険性についてご紹介しました。

白砂糖が危険というよりも、砂糖そのもののリスクに注意しましょうという事でしたね。

 
特に、血糖値を急上昇させてしまう作用は、糖尿病のリスクを高めてしまいます。
血糖値を上げないために人工甘味料という選択肢もありますが、人工甘味料もまだまだ分かっていないことが多いです。
 
私はオーガニック志向ではありませんが、がんのリスクを考えるとなるべく自然由来の物に頼ったほうがいいのかもしれません。
そう考えると、砂糖の危険性ばかりに気をとら忌避せず、バランスよく摂取するのが一番ですね。