引退ブログ 『佐藤汰紀』 | 立教大学体育会男子ラクロス部 SAINTS 公式ブログ
#0 佐藤汰紀

まず初めに、平素より弊部の活動をご支援、応援してくださっている皆様へ、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

就活が強いんじゃないかと思って入部したのに、実際には就活よりもラクロスを優先してい
ました。今では社会人でもやろうかと悩むぐらいです。何か捨ててまで夢中になれるものを見つけられて、自分はすごい幸せ者なんだなと今になって思います。

自分は、「スポーツにおいて、怒る人や強く言う人は必要なのか」という議題を提示し、このブログを書こうと思いました。
ん?どういうこと?なんだこいつ、また始まったよと思った方々。流石です、始まりました。

いやなんでこの議題?ってなると思うけど、最近自分がこれにすごい悩んだからです。人に怒るべきなのか怒らないべきなのか、難しい。

考えながら書いたので、多分文章量は長くなってます。暇な時に見てくれたらありがたいです。
最後には同期や後輩、コーチ方に向けた感謝タイムを設けましたので、めんどくさくなったらそこまで飛ばしても結構です。悲しいけど。

さて、本題に入りましょうか。この問題において自分は結構悩みました。結論から言うと、分かりません。
今書きながら、模索してます。

強く言う人がいることで、ミスしないようにって思って自主練する人もいれば、ラクロスが嫌いになる人もいる。でも確実に練習には緊張感が生まれて、その中でプレー出来るから環境的には良いなとも思う。でも、ミスを責めるのってどうなんだろう。とも思う。

挑戦が怖くなって、ミスをしないようにってプレーし始める。それじゃあ上手くならない。本気で試してみたのにミスして責められるとムカつくし、周りの人のミスに目をやって咎めるようになる。あ、この人はワザと怒ってるんだなと分かっててもムカつくものはムカつきますよね。
でもね、これは前提として、ミスした人が毎日毎日努力をしてるって事が大事。

分かりやすい例としてあげるなら、週7壁あて1時間やって、筋トレもして、毎日練習の反省をしてる人。こう言う人には、ミスをして怒る必要はないんだよね。だって自分が1番分かってるから、そのミスの重大さが。それ以外の人にはミスしたら責めても良いと思ってる。

だってムカつくじゃん。自分はこんなに頑張ってるのに、あんま努力してない奴が練習でミスするの。
それでチームは負けるし、日本一は取れなくなるんだぜ。いや、ミスの重大さ分かってるよって言うかもだけど、そしたらそれ相応の自主練をするはずだからね。言動が矛盾してんのよ。

でもそんな事を言うと、ラクロスだけが人生じゃないし、お前の価値観押し付けんなよって言われそうだよね。これは価値観の押し付けなのか、、、って悩む。

だから、みんなで実践すれば良いのかってなって思って、壁あてグル作成して、最低週6のノルマをみんなに課した事がある。でも毎回達成してくる奴は一定で、しかも後輩ばかり。未来は明るいなと思いつつも、現状は真っ暗だなと感じてた。
練習フィードバックのグルも作成したけど、やる人はほぼ固定されてる。自分の代のOFは、みんな勝ちたい気持ちとかはあるんだけど、1人じゃ出来ない人が多いなって印象(自分含め)。怒らなかったらその環境に甘えてんのかなとも思った。いや、練習FBだったり壁あて週6が価値観の押し付けでよくない事だったのか?とも思う。

だから結局わからない。まあ1つ言えるのは、マジで同期のオフェンスはもっと頑張ろう。就活が終わったと思ったら、次はバイトで忙しいとか、遊びの予定で忙しいとか、じゃあいつやるの?悪いとは言ってない、両立しよう!

あれ、怒る人は必要なのか論争の話してたけど少し飛躍したかも。

でもそろそろ結論でできそう。

もう少しラクロスの不平不満を述べさせてもらおう。

ラクロスってマジでクソスポーツだと思う。
練習してもなかなか結果は出ないし、なんか停部すること多いし、その間に他大と差をつけられるし、努力してアドバンテージ取ってたのが一気に失われて、まじでクソ。なんなん。しまいには、同期スタッフに誇りに思ったことが無いって言われる始末。
でも俺がスタッフの立場だったら確かにそう思うかも。体のケアしたり動画撮ったり分析したりしてるのに、全然結果出してくれない。マジ不甲斐ない、支える意味ないやんって。本当スタッフには合わせる顔がない、でも今まで何も言わず支えてくれてありがとう。これからも迷惑かけるけど、色々な面から支えてくれたらありがたいです。今後の分も含めて今のうちに謝っておきます、ごめんなさい。多分いつかきっとみんなにCartierのアクセサリーをプレゼントするはずだから、5年後とかまで待ってて。

ほんと難しいよね、立場上、プレイヤーは結果を求められる。弱音吐いても強くならないし。空元気で2部連したり、夜中にゴール立ててショット連したり、テスト期間武者行ったり、自分は頭が悪いからとりあえず量を確保しようって思って練習をしまくってた。
でも点は全然取れないし、ミスは減らないし、
超つまんない。でも、後悔したくなくて、活躍して勝ちたいから今まで頑張ってこれた。

でもほんと、結果を出せなきゃ意味ないんだよね、ラクロスでは。1人で頑張ってもマジ意味ない。
けど、オフの日に練習誘うのってちょっと気が引ける。相手に対してラクロスハラスメントをしているようで。

でもマジでそんな事気にする必要ないなって今では思う。相手のこと気にして自分の思ってる事を隠すのって勿体無い。

とあるアニメの人物が言ったように、
「大人になって人との距離感が分かるようになると、衝突することすら避けるようになる」って。

確かにな、ってすごい思ったんだよね。
みんなはどう思う?
なんかよく、喧嘩を起こさないような立ち回りだったり、相手に従って一歩引いたり、話を流したりみたいにする人が多いけど、マジで勿体無い。

ここで1つの結論が浮かび上がりました。それは、

「怒る人や強く言う人は、その思いを共有したのちに、行動すればよい。」と言う事です。

これが平和論者の私が提唱する答えです。

そうすれば嫌われ役を嫌われずに全うできる。

まあそんな機会もないし小っ恥ずかしくて無理ですよね、不器用なんです、人間。
だから皆んなは察してあげたり、相手のことを知ろうと思うよう努めれば良いのかなって思いました。

ていうか、チームの為に思考して動いてる人達が気を使うのも変ですよね。
嫌われ役ってあるけど、それは言葉を受けとる側に難があるのかなとも思います。

ふう、書くとこが浮かばなかったけど、なんとか言語化できた気がします。

まあ、これが正しい正しくないにしろ、皆んながそれぞれ自論を持つぐらい何かに悩んで欲しいなって思ってます。
ラクロスのプレーでの理論だったり、パフォーマンスを100%発揮する理論だったり。それらを他の人と意見交換して、ぶつけて、新しい理論を形成する。

考えて、言語化することってマジで面白いし、これこそスポーツの醍醐味だなって自分は思います。

仲間たちとぶつかりまくって、筋肉みたいに破壊と修復を繰り返して、より強い何かを形成していってください。



さて、感謝タイムです。

まずはツンデレで親愛なる同期へ。
みんなほんとに仲良いのか悪いのか分からないけど、そんな皆んなが大好きです。だからみんな、結婚式には同期を招待しよう。
人数多くてみんなで集まる機会って大人になったら少なくなると思うけど、結婚した奴から挙式して、その機会作ってね。そんで、リーグ戦の話だったり入れ替え戦の話をして感慨にふけようじゃないか。あ、でも矢島は呼ばない方がいいかも、アイツに酒飲ませたらいいことないから。福田も多分尖りまくって、もはやフワちゃんみたいになってるかもしれない。大平とか何人子供産むんだろう。ごめんまた飛躍した。
今まで努力してきたし、停部もしてきた。ラクロスで楽しい瞬間なんてまじで少なかったけど、乗り越えてきた俺たちは色んな意味で強い!と思ってる。なんか終わりみたいな話したけど、今から始まる
寛世代、躍動しよう

コーチ陣へ
おれ、まじで尊敬してます。マジで。平日は仕事なのに練習見てフィードバックしてくれたり、土日でやっとの休みって日に練習に毎回参加しにきてくれて、マジすごいなって、本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
だからその期待に応えたいって思って、モチベーションになってます。これからもよろしくお願いします


後輩へ
まず体が小さい。瑞希HCが泣くぞ!
今2部で、あんまりモチベとかないかもしれないけど、今年で1部昇格するから。日本一を取るためにを考えて、Bリーグ活躍できなかったり出れなくても腐らず、思考して努力し続けて欲しい!引退した後の楽しみだからね、後輩達がリーグ戦頑張ってるの。それをつまみに俺らは酒飲ませてもらう。
スタッフは、プレイヤーに期待してあげてください。その期待って、プレイヤーからすると脅迫みたいなもので、やべえ勝たなきゃって思ってめっちゃ練習します。






次のバトンは高橋玲奈です。
言語化の鬼と言われる彼女は、何を語ってくれるのでしょうか。期待大です!