今回のコラムはこの方です。
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#12 白井聡
コミュニティ福祉学部スポーツウェルネス学科白井聡です。
自分がこの四年間で1番心に残ってる出来事っていうと当然ながら、最後のリーグ戦、初戦3日前に肉離れしたことです(笑)
今はもう笑い話にできるほどだけど、一ヶ月前の自分は焦燥感と情けない気持ちで本当に辛かった。
自分は今年、公務員試験で殆ど練習に出れていない中、Aチームとして練習させてもらって、福田の怪我もあり、リーグ戦初戦は一枚目のゴーリーとして出る予定だった。このチームに貢献するために自分なりに考え、準備をしてきたつもりだった。
だからこそ、あの時怪我した自分が情けなかった。
そして同期の川尻には本当に多大な負担をかけたと思っている。
リーグ戦が始まって、明学戦も、国士舘戦も、青学戦も川尻は本当にあのプレッシャーの中、活躍してくれた。最初は自分が立っていたであろう場所に自分がいない悔しさで本心から応援できなかったけど、国士舘戦では川尻の流れを止めたセーブのおかげでなんとか勝つことができた。
その時、悔しかったけど同時に、川尻なら自分よりやってくれるんじゃないかと心から思えるようになったし、そしてなによりチームスポーツというものを四年生になってようやく理解できたのかなーとも思えるようになった。
そう考えるとあの怪我も自分を成長させてくれるという面で意味があったのかもしれないと思う。
残るリーグ戦も後2試合。怪我の再発もあって復帰が遅れた自分は残り2試合、もう出れるチャンスは殆どないだろう。
だけど自分ができる事、応援であったり、後輩の育成を精一杯やることが自分なりのケジメであると思う。そして今の立教の実力を出し切れれば、必ず良い結果をもたらしてくれると信じている。
最後まで悔いのないようチーム一丸で残るリーグ戦期間を頑張りたい。
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白井さんの抱えた悔しさというものが、私たちには想像できない程大きいものではなかったのかと思います。それでも尚チームのことを考え自分にできることを全うしようとするその姿勢に私たち後輩も心が動くものがあります。残り少ない時間を大切に頑張って行きましよう!
白井さんありがとうございました。