DVD見た | スッタカの歌うたいBlog

スッタカの歌うたいBlog

ストウタカシのブログ

といってもHなヤツじゃないです…(*ノ▽ノ)

そういうのを読みたい人は専門のサイトへGo! (・∀・)b


見たのはクリント・イーストウッド主演・監督の「グラントリノ」。

グラン・トリノ [DVD]/クリント・イーストウッド,ビー・バン,アーニー・ハー

¥1,500
Amazon.co.jp

いや~~素晴らしい。

最近の映画の軽薄さに辟易した方は、ぜひ見るべきだと思います!

リアリティと娯楽が高度に融合している本作品、

スッタカイチオシです!!!


朝鮮戦争を退役したポーランド移民の主人公、コワルスキーをクリント・イーストウッドが演じます。

これが絵にかいたような頑固おやじ。

長年連れ添った妻の死によって、より社会から孤立していきますが、気にする風もなし。

既に独立した息子、孫達からはうとまれ、

妻が生前に頼みにしていた教会の牧師に対しても、若造扱いで全く取り合わず。

自動車産業が衰退したデトロイトでは、空家にアジア系の移民が移り住んでおり

昔とは様変わりした雰囲気。

言葉も通じず、庭や住宅も荒れ放題のアジア系の住民を苦々しく思う日々。


そんなコワルスキーが唯一誇りにするのが、退役後に勤めたフォード工場で

自分がステアリングハンドルを取り付けた「70年型グラントリノ」。

ピカピカに磨き上げた愛車を愛犬と一緒に眺めながら

ビールを飲むのが唯一の楽しみでした。


そんなある日、隣へアジア系少数部族のモン族の一家が引っ越して来ます。

気弱な少年のタオがその中にいました。

引っ越し早々、タオは同じ部族のギャングに強いられ

コワルスキーのグラントリノを盗み出そうとしますが、失敗し、

逆にギャングから狙われることになります。

襲われているところを「俺の家の芝生に入るな」という理由から退けたコワルスキー。

そこから一家との関係が始まります。


戦争によって心に闇を抱えながら孤立して生きる老人と

自立して生きる術を知らない少年の心の交流が描かれます。

コワルスキー一家の崩壊した家族関係と、一族の結びつきが強いモン族との対比は

血縁ではなく、住処の距離でもなく、心の通った関わりが大切だということを訴えます。


映画で、コワルスキーとモン族が次第に打ち解けていく過程は

非常に美しい場面で感動的です。



また、一見幸せな家庭を築いたかのようにも見えるますが

朝鮮戦争での出来事によって、心に深い傷を負い

そして自らの体をも病に侵されたコワルスキーは

先進国の光と闇を象徴しています。

クライマックスで彼のとった行動こそが、

先進国が取るべき道なのだというメッセージだと僕は受け取りました。


なんだか、マジメな風になっちゃったけど、たまにはいいよね!(#^_^#)