やっと観れた~

今回は中学校時代の新一のサッカー部が舞台

新一好きの人にはおいしいストーリーだね(^^)
原作でも彼はなかなか登場しないから新鮮

コナンはほとんど出演してない…
解説と最後の枠からだけだな。
では、ネタバレ行きます。
始まりは2年前の夏、都大会決勝戦

対戦相手は奥穂中学
応援には蘭と園子も観戦

最初は2vs4で
奥穂中学がリード

新一の活躍で同点まで追いつきPK戦へ。
が、最後に新一が蹴ったボールが外れ
優勝と全国大会出場を逃した。
「惜しかったな・・・最後のPK、いい決め撃ちだったと思うぜ

試合を観ていたノアール東京選手の庇護隆佑と遠藤陸央が登場。
庇護「どうだ?おまえも俺たち兄弟と一緒に、ノアール東京で頂点を目指さないか?」
「いやぁ、それは・・・失礼します(^_^;)」
2人の選手からのオファーを断り、立ち去る新一。
「おい、工藤・・・」
帝丹中サッカー部のメンバーが引きとめようとすると・・・
庇護「君!・・・彼の名前は?」
メンバーに声をかける。
メンバー「工藤です、工藤新一」
庇護「へぇ~工藤新一君ね」
ここまでは原作どおりの流れだね

―――1週間後・・・
「おはようございます!」
新一たち3年生が部室に到着するのと同時に1年生が挨拶。
「全員揃ってるな、よし!3755~ミナゴーゴー

そう口ずさみながら、ダイヤル式の部室の鍵をを開ける

すると、部室の黒板に
“帝丹中サッカー部レギュラー選手の欠点”という文字が大きく書かれていた。
1GK 菊川 キャッチングが不安定。
2DF 井上 ポジショニングが悪い。
3DF 篠原 当たり負けしている。
4DF 平松 粘り強さがない。
5DF 外岡 マークが甘い。1対1に弱い。ゲームの流れを読めない。
(外岡が「何で俺だけ3つもあるんだよ


6MF(サブ)杉村 運動量が足りない。
7MF 庄司 ボールを持ちすぎる。
8MF 浜 キックの精度が足りない。
9MF 山市 ボールを追いすぎる。
山市「追っちゃ悪いのか?」
新一「ボールを追うより、パスコースを読めって事だろ」
山市「あ~なるほど

10MF 工藤 マリーシアが足りない
山市「なんだ?マリーシアって」
新一「ポルトガル語で"ズルさ"って意味だよ、元ブラジル代表キャプテンのドゥンガが『日本人にはマリーシアが足りない』って言ったんだ」
庄司「確かに、工藤は真っ正直だよな~ことサッカーに関しては♪」
新一「"サッカーに関しては"って何だよ?!」
11FW 押原 決定力不足
13FW 水島 守備を全くしない
外岡「おほん!この落書きを書いたのは誰だ?正直に答えろ・・・俺にはわかってるんだぞ、犯人は2年の中の1人だけのレギュラー水島を除く、おまえたち1、2年生の中にいるってな!」
「えぇ~?!」
驚く1、2年生。
外岡「いいか?部室はドアにも窓にも鍵が掛かっていた・・・そしてドアの南京錠の番号を知っているのは、部員だけだ!しかも全員が知っている、だから犯人は内部の人間!!おまえたちの誰かに違いないんだ」
「・・・

へこむ1、2年。
外岡「わかった、犯人が名乗り出るまでおまえたち全員・・・練習への参加を禁止する」
すると・・・
「この落書き、そいつらが書いたんじゃねぇ~ぜ」
新一が口を開く。
新一「見ろよ、これ・・・」
椅子の裏には手で触ったチョークの痕が。
新一「たぶん左手の親指の痕だろう」
外岡「左手の親指?」
新一「で、こっちはたぶん左手の人差し指だろ」
椅子の表側を見せ、背もたれの部分にチョークの痕があることを説明。
新一「つまり、犯人はまず自分の背が届く高さに題名(“帝丹中サッカー部レギュラー選手の欠点”)を書いた。そして1番から順に書き出した・・・ところが一番下まで書いて、10番と11番、13番の分の書くスペースが無くなってしまった。そこで、仕方なく椅子を持ってきて、この(椅子の)上に乗って書き足したんだ。だから椅子に指の痕が付いたんだ、つまり犯人は小柄で左手にチョークを持った左利きって事だ。」
山市「待てよ、1年に小っこいのが・・・おい1年の小っこいの!」
「えぇ

外から部室の中に入ってくる1年生。
「あぁ、だけど彼は・・・」
新一がその1年せいにチョークを投げる。
新一からのチョークをキャッチし、新一にチョークを返す。
新一「な、右利きだ」
「他に小柄で右利きの奴といえば・・・」
メンバー全員で外岡を見る。
外岡「―?!俺が書いたんじゃないぜ

「けど、部員の中に犯人がいないとなると・・・」
「犯人は外部の人間か?」
外岡「なわけないだろ?どうやって部屋ん中に

新一「な~前から気になってたんだけど、おまえいつも鍵を開ける時・・・」
“3755~ミナゴーゴー

新一「しかも外した鍵をそのまま外にぶら下げてるよな!そいつを見るか聞くかすれば、ナンバーがわかるんじゃねぇ~か?」
「そういやおまえ、夏休み前に練習の後、一人で忘れ物取りに来たことあったな」
「その時、“3755~”って・・・」
外岡「言った・・・かもしれない」
「鍵は外にぶら下げたまま?!」
外岡「・・・だった、かもしれない。ま、まぁそれじゃ犯人探しは工藤に任せて、みんな着替えて練習だ


みんなに追い詰められながらも、その場を逃げるように立ち去り、一同も着替えに向かう。
現場にひとり残る新一、もう全て見当は付いてるかのように微笑む。
―――職員室
「おう、工藤。練習終わったのか?」
サッカー部の顧問、桜木。
新一「はい!」
桜木「この前の決勝、ほんとに惜しかったなぁ。まさかおまえが最後に・・・」
「先生、ちょっと聞きたい事があるんですけど・・・」
桜木先生の口を挟み、新一が何かを問いかける。
――学校の帰り道
夕方、公園でサッカーのボールを蹴っている女の子を見かける。
「―?!」
新一に気づく女の子。
「やあ!部室の黒板に落書きしたのキミだろ?」
新一が彼女に問いかける。
「エッッ

驚く女の子。
「どうして私が落書きしたって・・・」
足でサッカーボールをドリフトしながら新一に聞く女の子
帝丹中学校1年、沢村菜央美(13歳)
新一「椅子にチョークの痕が付いてた、左手の親指と人差し指のな!で、犯人は小柄で左利きって推理したんだ。それと、部室の中がいつになく、きちんと片付けられていた・・・まるで――」
――新一の部屋
ベットの上で寝っころがりながら本を読む新一。
――シャン
カーテンが開く音が。
「―?!おいおい

窓の光に突然驚く新一。
「お掃除、お掃除!ハイッ起きて起きて」
新一の枕を取り上げる蘭。
新一「頼みもしねぇのに勝手に人の部屋掃除すんなよ

「いいじゃないの



部屋を掃除する蘭。
この頃から女房だな^^;
園子に言われるのもわかる

蘭を優しく見つめる新一。
この光景は初めて見たかも

コナンだったら何回もあるが、この表情はなかなかないぞ


「似てるんだよな、あいつに・・・」
そのシーンを思い出す新一。
新一「とにかくそれで女子なんじゃねぇかって思ったんだ。しかも書いてた文字がいちいち的を浮いてたからな、これはかなりサッカーの知識があって、しかも自分でプレーしてる奴に違いねぇって。それで桜木に夏休み前にサッカー部に入りてぇって言って来た女子がいなかったか聞いてみたんだ。そしたら思ったとおり・・・」
―――桜木「あぁ、1人いたなあ。1年の小柄な子だった」
職員室の先生の言葉を聞き、確信する新一。
新一「で、その子の名前を聞き、1年坊主で同じクラスの部員から大体の住所を聞いて、尋ねて来たってわけ!」
「・・・ごめんなさい、あれ書いたの私です。」
自分が書いたことを認める沢村。
沢村「私、6月の終わりに横浜の中学から転校して来て、幼稚園の時からずっとサッカーやってて、向こうの中学ではレギュラーだったんです。その中学、部員の3割が女子で・・・だから帝丹中もそうかと思ったら、女子が1人もいなくて」
新一「あぁ・・・うちは一応強豪校だからな、女子はビビッて入らねぇんだ」
沢村「私、迷ったんだけど、やっぱりサッカーやりたくて、桜木先生のところへ行ったんです。そしたら・・・」
――桜木「あぁ

沢村「私、先生の言葉にショックを受けちゃって・・・この学校では女子のサッカー部員は想定外なんだなって」
新一「桜木がキミのこと勘違いしたのはわかってた、あいつ言ってたから・・・」
――桜木「マネージャーは大歓迎だって言ったんだけどなあ。結局それっきりだった」
沢村「私、仕方ないんで遠くからサッカー部の練習を見てたんです・・・――え?!」
遠くからボールを蹴るように手でコンタクトを取る新一。
2人はキャッチボールを取りながら会話していく・・・
新一「で、どうだった?」
沢村「はい!確かにレベルは高いけど、やってやれないことはないかなって・・・でも、女子が一人もいないのはやっぱり大きくて、入ろうかどうしようか迷っているうちに夏休みに入っちゃって――」
新一「都大会が始まった!」
沢村「私、予選からずっと見てました!工藤先輩の活躍で帝丹中は連勝を続けて、でも少しだけチームの欠点も見えて来たんです」
新一「そして俺たちは決勝戦で負けちまった」
沢村「次の日、学校へ行って気づいた事を部室の黒板に書いたんです――今思うと、何でこんな事したのか・・・たぶん、サッカー部に入りたいけど決心できない、そんな苛立ちをぶつける気持ちもあったのかなって」
新一「ダイヤル式の鍵は?」
沢村「夏休みの前に外岡部長が部室に入った時に、外にぶら下がってるナンバーを・・・」
新一「やっぱりな(笑)あいつ鍵を開ける時言ってただろ?“ミナゴーゴー”って。でもあの落書きはキツかったぜ、まじでへこんだ奴もいたし・・・」
沢村「ごめんなさい」
新一「ガキだなおめぇ~、好きな子いじめちゃうタイプだろ?」
本当の事を言われ赤くなる沢村。
新一「で、実際どうだった?この前の決勝戦」
沢村「すごくドキドキした


新一「今でもサッカー部に入りてぇ気持ちはあるのか?」
「はい

新一の問いに自信を持って応える沢村。
しかし
沢村「でもあんな事しちゃったから・・・」
「わかった、たぶん1人面倒な奴はいるけど、俺に任しとけ!」
そう言って、沢村を励ます新一。
2人の談話をちょうど見かけた園子。
バレないように隅に隠れる。
制服だが、これは塾の帰りかな?
「うわ~

まずい光景を見てしまったかのような顔をする園子。
―――数日後
サッカー部の練習場。
「というわけで、今日から俺たちの仲間となった沢村だ

部長の外岡から紹介され
正式に、沢村の入部が決まった。
「沢村菜央美です、よろしくお願いします

サッカー部全員の前で謝る沢村。
「いいって、いいって

「そう、特に外岡のは最高

みんなにバカにされる外岡

全員に笑われてる

よく部長になれたな~^^;
「ん?どうした水島、何か言いたそうだな」
元気がない水島に声をかける新一。
水島「工藤先輩、俺たちは来年、先輩たちの抜けたチームで都大会優勝を狙わなきゃいけないんです・・・なのに女子部員なんか足手まといなだけですよ!!」
外岡「まあそう言うな!足手まといだと思うなら、おまえが教えてやりゃいいじゃないか。水島が言うように、来年の都大会はぜひ優勝を勝ち取ってほしい、そこで今日は俺たち3年生と次のレギュラーとなる2年生で練習試合をすることにした、試合時間は30分!1年は見学だ!!」
心配する沢村は新一に顔を向けるが
新一は何も知らないふりをして、そっぽを向く。
そして練習試合開始!
4vs1で3年生がリード

途中、外岡が足をつったと言いリタイア。
急遽、沢村が外岡からFWを任される。
「ほら、デビュー戦だ!思い切ってやれ」
新一が沢村の背中を押すように言った。
そこへ、サッカー部の練習を見に来た蘭と園子。
園子「あー!いたいた!!あの子だよ、新一君と一緒にいたの」
蘭「へぇ~可愛い子じゃない^^」
1年生みんな沢村の応援が

新一が沢村にボールをパスしようとするが
水島が沢村の邪魔をし
ボールを奪われてしまう

水島「おまえに書かれたからな~守備もすることにしたぜ!」
「あーん、水島君

「うん、確かに」
沢村を見守る蘭と園子。
何度も2年生から邪魔される沢村、それでも彼女は立ち向かう。
「頑張って

彼女を応援する蘭。
2年生に攻められながらも
ボールを新一に渡す沢村。
そして、新一がゴールを決める。
新一「沢村、ナイスアシスト

園子「やるわね、あの子

蘭「うん^-^」
それをよそに悔しい顔をする水島。
試合は新一からのボールから始まる。
「沢村をマークしろ」
水島が2年生に声をかける。
小柄な沢村は2年の後ろに立たされてしまう。
園子「ありゃりゃ


蘭「そうかな・・・」
園子「え??!」
新一の蹴ったボールは沢村の所に行き
前に立っている2年生の肩に乗っかかって
そこからゴールに一気にシュート

「ナイスシュート!やったな~沢村」
3年生が彼女に声をかける。
水島「おまえら、あのチビにレギュラーを取られちまうぞ!」
2年生に促す。
外岡「来年も期待できそうだな!」
新一「ああ

蘭「さ

園子「え

蘭「確かめるって何を?」
園子「何よって・・・

蘭「色気づくって?」
園子「だーかーらー、まいっか

園子が言いたい事を理解してない蘭^^;
気づかない蘭に呆れる園子。
この頃の蘭は新一に対して、恋の自覚はなかったもんね~

今より全然さっぱりしてるわ。
――そして2学期が始まった。
学校に登校中の新一と蘭。
新一はサッカーボールを蹴りながら登校してるよ^^;
危ないだろ

新一「あれから水島の奴、すっかり沢村と仲良くなっちまってさ

「さっきから沢村って子の話ばっかり・・・ひょっとしてその子のこと好きなんじゃないの

静かに新一を話を聞いていた蘭が、新一をそそのかす。
新一「バ、バーロー

取り乱した新一、ボールが蘭の所に!!
そのボールを制服を着ていた蘭が
足で新一に返す

「白・・・」
顔を赤らめながら
思わず口ずさんでしまった新一。
その言葉に怒る顔をする蘭
「や、やべ~」
蘭の怒りに、動揺する新一
「こら~新一」
新一を追いかける蘭。
「み、見えてね~よ」
まずいと思い、逃げる新一。
(あははぁ~何やってんだ俺・・・^^;)
ここでコナンが別枠から登場
今回のストーリーなかなか良かった
久しぶりにキュンとした
新一のいろんな面が見れて、新一ファンの人はこれ観てさらにファン熱上がりそうだな^^;
買って損はないと思う
正直、新一(コナン)よりキッド派だが
最近キッドが出てないせいか
キッドの印象が薄くなって来ている^^;
やっぱ勝平さんすごいわ~(^-^)
新一もかっこよく見えるぜ(笑)
蘭との絡みも良かったけど
公園で、沢村と一緒に話すシーンが印象に残ってるな
沢村菜央子の話を聞く新一の優しさに心が温まった。
キャッチボールのシーンも良かったね(^^)
最近、探偵団の活躍が多かったから
新一の活躍を見れるのもたまにはいいね
今度は蘭と新一の小学校時代やってほしいな
原作でも、OVAでも一回やってるけど
違ったパターンでやってほしいね