一カ月 | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?

ウチの子が虹の橋を渡りかけたのは先月の21日でした。そして今日は20日。丁度、一カ月が経過しました。

夜間救急で駆け込んだ病院では 『今日か明日には亡くなる可能性が高いから、もう連れてこないで最期を家で看取ってあげてください』 と言われ、完全に諦めていました。ですがそこから何度も奇跡が起きて23歳の誕生日を迎え、そして今日で一カ月になりました。

沢山の方々から応援を戴けたことで、今日を迎えることができました。皆さま、本当にありがとうございます。精神的にも、肉体的にもギリギリのところで踏みとどまって看護が続けられているのは、やはり支えて下さっている方々の温かいお気持ちがあったればこそです。

正直なところ、自力でご飯を食べたり水を飲んだりするまで回復するとは思っていませんでした。絶望しか感じなかったあの時、再び歩き回る様子をどうして想像できたでしょうか。動物の持っている回復能力というものに驚かされます。

今は毎日のちょっとした様子で一喜一憂する日々を送っています。調子が良い日は、完全に以前のような元気を取り戻して、猫パンチを頻繁に繰り出す姿を想像します。また少しでも様子がおかしければ、今晩中にも容体が急変しないだろうかと恐れます。

この2日間、ずっと冷え切っていた足が温かくなり、体温が平熱の38度になりました。また食欲があり、動きも活発になっていました。しかし今日は余り良くありません。

昨日まで頻繁に出ていた尿(1日12回)が、今日も病院で輸液をしたにも関わらず、今のところ5回しか出ていません。ずっと寝たきりで、寝返りもほとんど打たなくなりました。食欲もありません。いよいよ最期の時が訪れるのかも知れません。終わりの始まり・・・。

ただただ願うのは、苦しまない最期であって欲しいということだけです。またそういう思いがある一方で、自分の寿命が10年以上縮まってもいいから助かってくれないかという願いも捨てきれません。