The Stories of Us 

 

”海外暮らし”をキーワードに

このブログ上にみんながそれぞれの物語を綴っていく参加型コミュニティです。


クローバー海外生活を体験してみようオンライン座談会、不定期で開催中クローバー

右差し過去の開催レポ

 

 

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アメリカカリフォルニア州サンフランシスコの

ベイエリアに1997年から住んでいる

タコです。

(↑名前をクリックいただければプロフィールに飛びます)







言葉のパワー(言霊)を実感した私の話です。

 

アメリカに住んでいると、I love youをよく耳にしますが、私自身が実際口にするのにはかなり抵抗がありました。



ともかく恥ずかしい。キョロキョロ


 

そもそも、I love youにはどういう気持ちが含まれているのだろう??と、それさえも分からかった私です。



なので、こう言う場で言ったらいいのだろうなと思う状況でも、その言葉を口にする自分が妙に恥ずかしく嘘をついているようで、言えなかった私です。びっくりびっくり

何か、気持ちもこもっていないようで・・・。 

 


もちろん、日本に住んでいた時は、一度も口にした事ももなく、言われたこともなく。


 

私の旦那の妹家族(アメリカ人)がLAに住んでいます。

旦那様と娘と息子がいる4人家族。

妹家族は、普段からI love youを会話の中で言います。

しかも何げに言う「I love you.」がさらりと似合っている。



旦那のお母さんは、その上をいく「I love you」 userです。



I love youを事あるたびに連発。照れ照れ照れ

 


観察していると、I love you と言われると、必ずI love you, too.

と同じように言い返しています。

I love you合戦。

 


それを横で見ながら、ただ「すごいな。。」と思う私。

 


ある日、日本人の友人から言われました。

その方はアメリカに40年くらい住み、お孫さんもおられる方。


 

「タコさん、娘さんに I love you とたくさん言ってあげなさいね。」

と言われました。

私は「え。。。。O_O。苦手な言葉だわ。。」

彼女は引き続き

「子供はたくさんI love youと言われる事がとても必要なのよ。」

と言われました。

 


が、私は子供の頃一度も言われた事ないし。。

自分の娘(17歳)にもそんなに言った事もないし。。。

今更、言えるかな・・・と密かに思っていました。



が、とりあえず、その場では笑顔で「はい、そうですね。そうします。」と返事。


 

が、ある日。


私がI love youを連発しなければならない日がきました。

 


その相手は17歳の娘です。

言わずには通り過ごせない状態に陥り、何度も、何度も言いました。



私のこんな頼りない口調の「I LOVE YOU」でも効果があるのか。。と不安が残る中でしたが、実際には娘に十分すぎるほどに伝わりました。

 


前までは「母・娘」間はi love you とわざわざ口にしなくても、「娘を愛している」気持ちは当然の事のように娘に伝わっていると勝手に思っていました。


いえ、確かに伝わっているのですが。


実際に口にする事で、娘に届いた私の思いは、ただ思っているだけの時よりも何倍も大きく倍増されていました。

 


今でも口で伝える言葉のどこにパワーが隠れているのかわかりませんが、伝える言葉には想像以上のパワーが備わっている事は確かなようです。



日本語にも「言霊」という言葉あります。

どんな言葉にも「霊」が備わっています。

言葉のパワーを実感しながら、話す相手に大切に伝えようと思いました。

 

 

それを実感した私の大きな経験でした。


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