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アメリカカリフォルニア州サンフランシスコの

ベイエリアに1997年から住んでいる

タコです。

(↑名前をクリックいただければプロフィールに飛びます)

 

 

 

今日記念すべき初記事に・・・

わたしの大切な家族について書きたいと思います。

 

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我が家のシバ子。

 

(本名はピッパ)

 

 

 

 

4歳半の寿命で、昨晩、虹の橋を渡る。

 

「シバ子、安らかに。。。」

 

 

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昨日(10月1日)は

サンフランシスコから中国3泊経由で、日本に里帰り旅行をする出発日でした。

 

が、その予定が悲しい出来事に変わってしまう。

出発日を過ぎた今も、住居があるサンホゼにいます。

  

* * * * * * * * * * * * * *

 

シバ子を、今朝獣医に連れていき

火葬をしてもらうように遺体を預けてきました。

シバ子のお気入りのおもちゃ、おやつも詰めて。。。

 

 

シバ子は交通事故に遭いました。

 

 

事故後数分で息を引き取ったようです。

(はい、私たち飼い主は事故現場に居合わせませんでした。)

 

 

その直前までは

元気で、いたずらで。。。花の4歳半でした。

 

 

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今夜の日本行きフライトを控えて

 

ペットシッターにシバ子を預けていたのですが

その家からシバ子が脱出。

 

シッターさんから連絡をもらう。

 

 

家からペットシッターの家は20分くらい。

私たちも、その脱走周辺に駆けつける。

空港バスが迎えに来る3時間前。

 

 

30分くらい探し回って、シバ子の姿を公園で発見。

 

 

が、脱走中シバ子はかなりパニクっていて

私の旦那の姿を見て、声を聞いても、さらにそこから猛ダッシュで逃げる。

その後、誰にも一度も姿を見せず。

さらに2時間以上探しても、見つからず。

 

 

時間は夜の7時半近く。外は暗くなるし。

空港行きのシャトルバスが家に迎えに来る時間が8時で残り後30分。

 

 

気持ちが焦る。

 

 

仕方がない。

私だけでも、日本に行って、旦那は旅行を全キャンセル。

そして旦那だけが引き続き周辺を探す、となりました。

もちろん、シッターさんも家族4人総出で探してくれています。

 

 

そして、私たちはその公園を離れて

私を家に送るために運転をしていた途中。

旦那の携帯に電話が入り

 

「ピッパ(シバ子)を路上で見つけました。あなたの犬ですか?」

 

と男性の声。

シバ子の首に電話番号入りのネームタグ。

 

電話の相手は警察官。

 

旦那:「はい、私たちの犬で、今までずっと探していました。」

 

警察官:「そうですか、xxxx周辺で見つけました。」

 

旦那:「ピッパは今そこにいるのですか?」

 

警察官:「実は車に当てられて・・・。はい、ここにいます。」

 

旦那:「あーよかった。そこに迎えに行きます。どこですか?」

 

警察官:「ここにいるのですが。。。She is no longer with us. 」

 

私は旦那の携帯から漏れて来る声を拾い聞きしながら、会話を推測していました。

 

 

が、最後のshe is no longer with usの部分は

警察官も口にするのが悲しくて

声が小さくなり、私には聞こえなかったのです。

 

 

なので、私は車の中の電話最中も

家に着いてもシバ子が事故にあって怪我をしてしまった。

 

 

そんな状態のシバ子を警察官が

家まで届きてくれている。。と信じていました。

 

 

が、家に着き、シバ子を待っているとき。

警察官の車が到着する少し前になって

 

 

旦那が

「ピッパはもう、逝っちゃったよ。。」

といい、私はそこで泣き崩れてしまいました。

 

 

シバ子が家に到着するのを待っている間に、空港行きのお迎えバスがきました。

運転手には事情を話して、今回は空港にはいかないことにする、と説明。

 

 

夜8時15分くらいに到着したシバ子は青い毛布に包まれていました。

 

 

警察官が、シバ子を旦那に引き渡す時に、発見した状況を説明していました。

私は、パニクっていて、その会話に入る余裕がなかったです。

 

 

最後、パニクル私を見て。She is beautiful....

と警察官は言いました。

 

 

その言葉通り。

上半身は、何の損傷もなく、顔などは今にも目がパチクリッと開きそうな感じ。

 

 

が、下半身に損傷があるのでしょう。。

旦那が、そこの部分の毛布を開かない方がいい、と私の手の遮りました。

 

 

一晩、冷たくなったしば子と一緒に過ごして。。。

声もたくさんシバ子にかけて。。

頭もお腹も撫ぜて。。。

さよならの準備をしました。

 

 

翌朝、シバ子が通っている獣医さんに連れて行き、最後の別れをしてきました。

 

 

もうシバ子の姿はここにはないです。

 

 

たった4年半の寿命でした。

 

 

アメリカで暮らす私には

特に日本犬のシバ子は唯一の心の支えであった時もありました。

日米対戦。と言いながら、シバ子を私の味方にして

家族(アメリカ軍)と口論をしたこともありました。

 

 

そんなシバ子は、いつも私の味方でした。

やっぱり日本の血が通っているのね〜

と思ったものです。

 

 

いつも無条件で笑顔を向けて

私と一緒にいてくれたシバ子には、いくら感謝してもたりません。

 

 

シバ子、安らかに眠ってください。ありがとう。

 

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