誕生日: 1959年7月22日
星座: 蟹座
誕生石: ルビー
森公美子さんは宮城県仙台市出身のオペラ歌手、タレント、女優、声優です。
明るく大らかなキャラクターで人を楽しませてくれる森公美子さんですが、一方で夫が交通事故に遭ったことで2006年から現在まで約15年、半身不随で障害者となった夫の介護も仕事と並行するなど大変な苦労もされています。
霊感もあることでも知られる森公美子さん。今日はそんな話も織り交ぜながらご紹介していきたいと思います。
生い立ち
森公美子さんは青森県出身の父親と宮城県出身の母親の元に生まれました。弟が1人います。
ご両親はかつて森末旅館と言うホテルを経営しており、長嶋茂雄さんや美空ひばりさん、ジャイアント馬場、アントニオ猪木さん、坂口征二さんなどの有名アスリートや有名人がこの旅客を利用していたそうです。
なんでも森公美子さんの初恋の相手は坂口征二だそうですよ。
そして月日は経ち、14歳の頃に行った家族でのハワイ旅行。両親は現地でジャズ歌手、サラ・ヴォーンさんのコンサートを見に行き、森公美子さんと弟さんは宿泊先のホテルで両親の帰りを待っていました。待っている間に姉弟喧嘩をしてしまい、森公美子さんは両親を探しにコンサート会場に向かいました。
会場スタッフに事情を話した所、スタッフが中に入らせてくれました。そこで身体全体で聴いたサラ・ヴォーンさんの声の迫力に森公美子さんは衝撃を受け、自分もサラ・ヴォーンさんのように歌で観客の心を動かせる人になりたいと、オペラ歌手になる夢を持ちました。
夢に向かって出発
森公美子さんはやりたいと思ったらすぐ行動する積極的なタイプ。
「待っているだけじゃ、絶対に面白いことなんて起きない」と話します。
地元にはジャズの専門学校がなかったため、森久美子さんはその後昭和音楽短期大学に進み、クラシックを学びました。ちなみに中島啓江さんは先輩だそうです。
大卒業後、森公美子さんはオペラの名門・二期会オペラスタジオに入ることができましたが、そこで実力不足を痛感。本場で基礎をしっかり学ぶ必要があると感じた森公美子さんは、親に成人式の振袖を買う代わりに100万円出して欲しいとお願いし、そのお金でイタリアのミラノに音楽留学しました。
イタリアでオペラのレッスンに励む毎日を送る森公美子さん。ある日ロンドンに住む叔母の家に遊びに行った時に観たミュージカル『マイ・フェア・レディ』を観て感動。
これこそが自分の天職だと思い、オペラからミュージカルへの転向を決意しました。ただご両親は森公美子さんのミュージカルへの転向に大反対で、仕送りが止められてしまったそうです。
それでも行動派な森公美子さんはそのままミュージカルの世界へ入っていきます。強いですね。
「周りには「ミュージカルは踊らなきゃならないんだから、あなたみたいに太ってちゃ無理よ」なんて意地悪を言う人もいた。でも、道を決めたら自分を信じて頑張るしかないんですよね。そしたら、少しずつだけど、ミュージカルのお仕事がもらえるようになりました。やっぱり夢は、強く願ったら叶うものなんだなあと思いましたよ。
もちろん努力は必要です。でも、自分がやりたいことのための努力は苦労じゃないんです。全然辛くないんですよ。好きなことなら、いくらでも頑張れる。やっぱり好きなことは強いなあって、思うんですよ。」
オペラデビューと成功
これまでの練習が実を結び、1982年に森公美子さんは『修道女アンジェリカ』でオペラデビューを果たします。1983年にはミュージカル『ナイン』で念願のミュージカルデビュー✨そのオーディションで審査員から「バック転出来る?」と聞かれ、森公美子さんは手を床に付けたままブリッジをしてバック転を披露。
それで内定をゲットしたそうです。
1985年、東宝ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』に出演したことで注目を集め、その後ミュージカルやオペラにとどまらず、芸能界でもその明るく楽しいキャラクターで人気を博し多忙な毎日を送るようになりました。
霊的体験
森公美子さんは霊感が強く、幾度か心霊現象を体験されています。
そのうちの一つをご紹介します。
※苦手な方はこの部分は飛ばして下さい。
◆◇◆◇◆◇◆◇
それはゴルフ帰りに起こりました。
森公美子さんは一組のカップルと森久美子さんの男友達、合計4人で車に乗って帰宅中でした。
不思議なことにその日は車のナビの調子が悪かったのか、なぜか山の方にガイドされていきました。
ただ地理が分からなかったためナビに従くしかなくしばらく山の方に進み、気がつくと全く知らないところに辿り着きました。
ナビを入れ直そうとしている時に、同乗している男性2人が外の様子に興味津々で車を降りて山を登って行きました。森公美子さんは何となく危険を察知し、必死で興味半分で行ってはいけないと2人を止めようとしましたが男性は聞きません。
その後を追うようにその女性も行くなと言いながら進んで行ってしまいました。
森公美子さんもそれを止めようとみんなのところに行こうと進んでいると、急にその女性の体調が悪くなり苦しい…と言い出しました。
そのタイミングで辺りは暗くなり始めました。不気味ですね。
森公美子さんは必死にその女性を介抱し、下に降りるのをサポートしました。苦しむ彼女の声が時折変わり、その女性ではない男性の声で「お前の女貰ったぞ」という声を聞いた森公美子さん。
びっくりして頭の中はパニックでしたが、何とか女性と一緒に下に降りることができ、その女性を後部座席に乗せました。
男性2人が帰ってきた時に、「なんで奥さんが苦しがっているのに、早く降りてこないんだ」と森公美子さんが文句を言うと、男性から「そんなことないよ。奥さんずっと笑ってたよ。」と返事が返ってきました。
山から降りている時、奥さんは苦しいと言いながら途中から男性たちの方を見て笑っていたのでした…。
早くその場から離れたかった森公美子さん。
車を飛ばし進むとあるガソリンスタンドが見えたので、そこに車を止め店員さんに道を聞きました。
その店員さんは
「どこから来たの?あんたたち?」
と聞いてきたので、森公美子さんは
「道に迷ってしまって。峠の向こうから来ました。」
と答えると、その店員が、
「なんで峠に行ったの?なんで行ったかな?」
そう言いながら店員はスーっと歩いて行ってしまいました。
何気なく森公美子さんが車のライトをオンにすると、そのガソリンスタンドはすでにクローズしていて草もボーボーに生い茂っていたそうです。
怖くて急いで車に乗り込み飛ばして帰ろうとしましたが、同じ所をグルグル回っている感じで中々着かなかったそうです。
後に、そのガソリンスタンドの電話ボックス内で女性が焼身自殺して亡くなったことを知ったそうです。
そしてその噂でそのガソリンスタンドも影響を受け潰れてしまったとか…。
◆◇◆◇◆◇◆◇
動画で見たい方はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=Ctn0-_CDQUc&list=PLFdMFqkKdggC1NVz5s40zd8_X7hASoSAs&index=1
はい。
いかがだったでしょうか。
結構生々しいですね。
森公美子さんはそんな怖い体験だけではなく色々興味深い体験もされていますが、また別の機会にご紹介したいと思います😉
どこまでも自分に素直にやりたいことを夢中になってやり続け、大成した森公美子さん。
夫の介護についても、自分の仕事を優先するため夫を病院に送り、病院にケアしてもらうことも出来たはずです。
でも森公美子さんはしなかった。
夫を裏切るようなことはしたくなかったのでしょう。
これこそ本当の愛ですね。
旦那様ももしかしたら森公美子さんの足を引っ張っているのではと自分を責めて苦しい想いをしていたかもしれません。
でも森公美子さんは明るく夫の介護が出来て幸せと語ります。夫の介護をしたおかげで今まで知らなかったことが知れたと。
ネガティブな状況から良い所を見つけ、気持ちを明るく保つ、これこそ本当のサバイバー。色んなことを乗り越えて得られた強さだと思います。
こんなに献身的な妻を持つ旦那さんはすごく幸せですね!☺️✨
65歳までは舞台に立ちたいと話す森公美子さん。65歳と言わず舞台を楽しみ尽くして欲しいです😉
森公美子さんのパワフルボイスに励まされた人は沢山おられることでしょう…✨
今後も森公美子さんのご活躍をお祈りします!
ブログ
http://www.k-seven.co.jp/blog_mori/
私も自分の体験談を話してみたい!話しても良いよ、と思われた方はこちらへご連絡下さい。
storiesofsurvivors.sos⭐︎gmail.com (⭐︎を@に変えてお送りください。)
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個別にお話伺います。
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