片足のないレスリング選手 アンソニーロブレスさん | Stories Of Survivors University ストーリーズオブサバイバーズユニバーシティ

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アンソニーロブレスさんは1988720日生まれのアメリカ人で、片足で健常者に混じり全米レスリングチャンピオンになるという偉業を成したレスリング選手です。


誕生日 1988720

星座 蟹座

誕生石 ルビー





母は16歳の時にアンソニーさんを出産し、シングルマザーでアンソニーさんを育てあげました。

実はアンソニーロブレスさんは生まれつき片足がありませんでした。

でも母はアンソニーさんが片足がないことを言い訳にしたりネガティブに受け止めることがないようアンソニーさんへの教育を徹底しました。

二人は、アンソニーさんが片足であることに意味があると考えたのです。

母のその教育方針のおかげでもあり、後にインタビューでアンソニーさんは下のように質問に答えられました。


「片足であることは有利か不利か?またハンデなのでは?」という質問に対してアンソニーさんは、

「松葉杖をついている分、握力が強いのがアドバンテージ」


「片脚で生まれてきたことは神様からのギフトであり、レスリングをするためのこと」


とポジティブに返答をされています。



アンソニーロブレスさんの感動的スピーチがあります。


「ありがとうございます。この場に立てて光栄です。今夜受賞した人のほとんどが何かを成し遂げたからではなく、周りの人が犠牲を払ったり激励してくれたお陰でこの場にいる事ができるのです。私の場合それは、母のジュディでした。


私が片脚で生まれた時、母は逃げ出すこともできました。しかしそうしなかった。そして母は教えてくれました。「諦めてはいけない」と。そして母は私を強くするために、痛みから守ってくれませんでした。


大学2年の時、母は病気になり私たちは家を失いました。私はレスリングをやめようとしました。でも母は許しませんでした。お陰で全米チャンピオンになれました。


そして世界一の指導をしてくれたアリゾナ州立大学と、友人のクリス・フレイジェ、高校時代のコーチ ボブ・ウィリアムズに感謝します。これからも私は前へ進みます。


この世に生を受けた人間は、脚が1本であれ2本であれ困難に立ち向かわねばならない。どう生まれたかではなく、どれだけ価値のある者になれるか。たくましくあれ、可能性を高めよ、そのために痛みが伴おうとも、私は不満をこぼす事はないだろう。私の魂は屈する事はない。


どんな敵に立ち向かおうとも恐れる事はない。私は自分の可能性を知っているから。血と汗と涙があれば可能性がどれだけあるかなど私は気にしない、誰も私を止めることができない。ありがとうございました。」

アンソニーロブレスさんとお母様



アンソニーロブレスさんは20129月に「Unstoppable」という自叙伝を出版され、20204月にその本を元に映画化されることが発表されました。

健常者と試合するのは普通に考えて不利ですが、そう考えない思考や精神力には本当にすごいとしか言いようがありません。

「不可能を可能にする」

アンソニーロブレスさんは、障害者はもちろんそれ以外の人にも沢山の勇気や可能性を身を持って教えてくれました。

映画の上映が楽しみですね!




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