高知東生さんは高知県出身の俳優、歌手、タレントです。
1964年12月22日生まれの山羊座、誕生石はターコイズ・ラピスラズリ・タンザナイトです。
薬物使用と逮捕
高知東生さんは2016年に覚醒剤と大麻使用で逮捕されました。
東京に上京したぐらいから出会った仲間たちからの紹介でドラッグを使用されましたが当時は依存性は低く、その後10年くらいは一切やめていたそうです。
高知東生さんが本格的にドラッグをやめられなくなったのは、メディアが「親の介護で引退」と報道されたことやビジネスがうまく行かなくなった時。
薬物が増えていくとともに「このままではやばい」という気持ちもあったという高知さん。
当時付き合っていた女性とホテルにいた時に警察が入って来て2人は逮捕されました。
その時は、「ああ、俺は終わった」「来るべき時が来た」と思う反面、薬をやめられるとホッとしたそうで、警察官に「逮捕してくれてありがとうございました」と伝えられました。
その言葉を伝えた理由として、下のように話されています。
「当時、女房に対して、ウソを重ねて薬物を使っていたのがつらかったんですね」
妻高島礼子さんとの離婚
逮捕後は当時の妻高島礼子さんとの離婚を決め、手続きをされました。
「僕が「終わった」ことは仕方ない。だけど、当時、元の奥さんにはドラマもCMもあった。最低の男なりに、彼女に何をすべきなのか考えました。それで弁護士にお願いして、すぐに離婚の手続きに入りました。
傷つけただけでなく、彼女が築き上げてきた人生を、僕が壊してしまう。せめて、それに対して、自分なりに何ができるかばかりを考えました。
薬物使用からの更生
高知さんは昔から自分をさらけ出すのが嫌いで、人に自分のことを話すことはあまりなかったようです。
でも薬物使用からの更生の一つとして自助グループ「考える会」で田中紀子さんと出会い、同じ体験をした人たちと繋がることで、「俺は1人じゃないんだ」と感じることが出来たそうです。
「みんな、必死に向き合って、お互いを語ることで分かち合っています。やがて、僕も自分がやったこと、感じたことなどをありのまま話せるようになっていきました。」
「本心から「今日という日」に感謝してるんです。生き直しをしている最中であり、毎日、自分に向き合っています。もしかしたら、こんな自分の経験が人の役に立つかもしれない。これからの自分がどうなるか、楽しみで仕方ない。これは本当です。」
「僕は依存症啓発の活動家ではありません。死ぬことを考えた人間が、他の人への啓発をお手伝いさせてもらいながら、正直な自分の話を伝えていく。そこから、苦しんでいる人たちが何かを感じてもらえればと考えています。」
高知東生さんの薬物使用に関するインタビュー記事(詳細)はこちらをご覧下さい。
https://www.google.com/amp/s/yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200326-OYTET50007/amp/
高知東生さんの母親は極道の愛人で、そこからもわかるように、とても複雑で壮絶な人生を歩んで来られました。
母からのネグレクトや母の突然の自殺、極道にはなられませんでしたが、その世界を垣間見てきた人。
普通の人では乗り越えられないようなこともあったのではと思います。
母親の自死についても自責したりと相当苦しまれたようです。
亡くなられた遺族も相当なダメージを受けることがわかりますね。。。
高知東生さんの生い立ちについてはこちらをご覧ください。
https://www.news-postseven.com/archives/20200409_1554865.html?DETAIL
薬物使用というネガティブな内容をしっかり受け止め、その機会に自分と向き合い色んなことに気付き、自分の体験を学びとして世間に発信されている高知東生さん。
その高知東生さんの生き方に共感し、救われている人は沢山いると思います。
何より自分のことを世間にさらけ出した後の高知東生さんの清々しい顔はとても印象的でした
https://instagram.com/noboru.t?igshid=1mj04e0arck6s
https://twitter.com/noborutakachi?s=21
自叙伝
生き直す 私は一人ではない
薬物依存者支援団体
精神保健福祉センター
https://www.zmhwc.jp/centerlist.html
特定非営利活動法人 東京ダルク
特定非営利活動法人ASK
ワンネス財団
川崎ダルク
http://darc-kawasaki.org/about/index.html
私も自分の体験談を話してみたい!話しても良いよ、と思われた方はこちらへご連絡下さい。
storiesofsurvivors.sos⭐︎gmail.com
(⭐︎を@に変えてお送りください。)
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