立地コラム(44-2)来店頻度を高める立地とは 5

 

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●立地コラム(43-1)来店頻度を高める立地とは 1
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「店を知覚すること」
これにもっと踏み込んでみましょう。

そうすると、それは
「店自体が知覚しやすく」
「人々が知覚しやすい状況に置かれている」こと、
この2つの側面に分けて考えることができます。

店自体が知覚しやすいかどうか。
物件のもつこうした性質を、「知覚突出性」と呼んでいます。
知覚には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体感覚があり、
視覚についての突出性を「視界性」と呼んで、特に区別しています。

もう一つの方をもっと詳しくみていきましょう。
多くの人々が知覚しやすい状況に置かれているかどうかの方です。

一言で表現すれば
「オープンマインド(開かれた心)にある心理状態」のことです。
しかし、これではわかりにくいですね。
もっと具体的に言いましょう。

「ほっと一息、リラックスした気持ち」
あるいは、
「さあ次は何をしようかなと、ゆとりができた心理状態」
です。
脳生理学的に言うと、アルファ波が出ている状態でしょうか。

街中を歩いている場合や、自動車を運転している場合で、
どんな時、どんな状況にある時に、そうした状態になるでしょう。

例えば、
「買い物を終えて、お目当ての商品を手に入れて満足しているとき」
「外食をして満腹で幸せな気持ちのとき」
「仕事を終えて、外回りを終えて、用事を終えて一息ついているとき」
それらが当てはまりそうですね。
また、「公園や川べりでくつろいでいるとき」、
さらに、「温泉などの保養地でリラックスしているとき」も
当てはまるでしょう。

グラフ

事実、これらは、
「お客様がご来店される直前にどんな行動をしていましたか」
というアンケートの答えとして挙がることが多いのです。

反対のことを考えてみると、もっとよく分かります。

それは、「意識を集中しているとき」であり、
「急いでおり、心に余裕がないとき」であり、
「強い目的や義務感をもって行動しているとき」です。

こんなときに、店にぶらりと入り、
自分の状況とは無関係な購買行動をとる人がいるでしょうか?
さて、ご自身が商売する店の周辺にいる人達には、
どちらの状況の人が多いでしょうか?
開放感があり、落ち着いた心理状態にある人達でしょうか?
それとも、緊張感にあふれ、焦燥感の強い人達でしょうか?

こういうことを判断するには、
「実査」(ジッサ:実地調査や現地調査のこと)が一番です。

 

 

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引用元:立地コラム(44-2)来店頻度を高める立地とは 5