売上予測をエクセルで極める その173 インアウト障害
一方、インアウト障害(物)でお店で改善できるものには他にどんなものがあるでしょうか?
●段差
店前に、下水溝の段差(図4-A)はありませんか?
たいしたことはないと思われるかもしれませんが、これがけっこう問題になるのです。とりわけ車椅子を使用の方には大問題です。
これには、店前の間口分の広さで覆いしておき躓かないようにしておきましょう(図4-B)。
間違っても部分的に覆ってはいけません。危険度がましてしまいます(図4-C)。
また、ステップをつけなければならないほど、店前道路との間に段差が出来てしまう場合は、スロープをつけることも一考です(図5)。
●セットバック
お店の面が道路から少し後ろに下がっていることを言います。お店の前に空間ができて、自転車などが置けるので一見良さそうに思えますが、それは違います。
ほんの2メートルもお店がセットバックしていると、人はお店が遠く感じてしまうものです。そのため入ってくれないということもあるのです。空間自体が心理的な障害になってしまうのです。
このような場合は、店頭にノボリ旗を立てたり、商品見本などを置いて距離感を縮める工夫が必要です(図6)。
●重いドア
お店の出入り口のドアがとても重く、女性ではとても開け閉めが難しいというようなことがあります。これはたいへん困りものです。
まるでお客に来るなと言っているようなものです。
風除室を設けてある場合は特に注意が必要です(図7)。
ドアはいつでも軽く開けられるようよく調整してください。そして、もし衛生上問題がない場合は解放しておくことが立地上は望ましいのです。
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有)ソルブ 林原安徳
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引用元:お客さまを遠ざけるさまざまなインアウト障害とは






