「繁盛するお店をどんどん出せる店舗開発」は、この状況をクリアする別の道を知っているのです。
それは、
「空き物件の情報から選ぶのではなく、積極的に自分の出したい場所を見つけ出す」
ということです。
そこに物件が空いていようといなかろうと、他にお店があろうとなかろうと、
「ここに物件が空いたら出店したい!」ということを決めてしまうのです。
そして時には、すでにそこにあるお店に働きかけて、
閉店してもらい、その代わりに自分の店を出す、というやり方を取ることもあります。
もちろん、 チェーン企業が出している店舗は、
そう簡単には落ちないでしょう。
ですから、個人で営業しているお店の方が、そういう時には狙いやすいですね。
例えば、果物屋や酒屋、あるいは花屋や駐車場、駐輪場。
こうした個人で営業しているようなお店は、近いうちに寿命を迎える恐れも、大きいのです。
例えば、経営者・オーナーの高齢化が進んでいて、
跡継ぎがいないようなケースが多々あるからです。
ですので、例えばそこで、
「もう無理せずお店をたたんで、
家賃収入で暮らしませんか」
と持ち掛けることで、OKがもらえることもあります。
実際、全国に数百店舗を構えるようなチェーンの多くは、
この方法でお店を、「好立地にどんどん」増やしてきました。
皆さんがよくご存知のマクドナルドでも、
こうした方法は使われていました。
多くの人は、物件を探す時に、
「空いているテナント」しか見ません。
良い立地の物件は、そうそう空くはずがないので、
そんなスタンスでは、なかなか繁盛店を出せないのは、
当たり前と言えば当たり前であるわけです。
引用元:ここに物件が空いたら出店したい!店舗開発

