店舗開発で大きな失敗をしてしまう人 | 立地の神様に好かれよう

店舗開発で大きな失敗をしてしまう人がいます。
その大事な違いとは・・・・
「物件の良否を決める人が違う」
という点です。
自分の住む家については、自分さえその物件や立地をを気に入りさえすれば、それで良いでしょう。
そこに住むのは自分であるわけですから、自分がピンとくるかどうかで探すのは、まっとうな探し方であると言えます。
しかし、店舗開発はそうではありません。
「お店の物件の良否は、お客さんが決める」ということを、忘れてはならないのです。
どんなに、店舗開発する側がその物件を気に入っても、お客さんにとって不便な場所にあれば、当たり前ですが、 集客はできないわけです。
自分が気に入っているだけではダメなのです。
「自分が気に入るんだからお客さんも気に入るだろう」なんて考えているうちは、この落とし穴から抜け出すことはできません。
チェーン企業の中で長くこの店舗開発をやっていると、往々にして、この「自分が気に入っている」ことが、
最優先になってしまいがちになります。
それなのに、そのことに気付かず、開発を続けていると、知らず知らずのうちに、不振店、失敗店が増えていってしまい・・・・
気づいた時には手遅れ、というような事態に至る場合もあります。
この違いに気付かないまま店舗開発を続けてしまう人も多く、(自分では立地をちゃんと見ているつもりで)
お客さんのことを考えた目線での立地判定ができないため、結果的に不振店ばかりをオープンさせてしまうのです。
引用元:店舗開発で大きな失敗をしてしまう人

