「あなたの店は見えていないかもしれない」
と言われたらどうしますか?「そんなことはない。大きな看板があるんだから」と思うかもしれませんね。
しかし、お店の人が思うほど、その店が見えていないというほうが実態に合っているのです。
それはどうしてでしょう。
そもそも、お店を表す看板はたいていは店の出入口の上に設置することが多い(図1)ですが、果たしてこの看板は誰が見るでしょう。
その看板は、お店の前にお店を見る方向で立つ場合に限り見えるものです(図2)。
果たして多くのお客さんはそのようにしてお店を見るでしょうか。店頭を歩く人々にとっては、立ち止まってそのように見ることはまずないことでしょう。
ということは、通常の立地でたいていの人々は、そのお店の看板を見ないということです。
せいぜい、人々が見るのは、お店の横サイドだけです(図3)。
ですから、お店の存在は、“そこにお店があることを知っている人”だけにしかわからないことが多いのです。これが、あなたの店が見えていない第一の理由です。
そこで、その改善のために、1)店の前に据置看板を置く(図4)。
2)横サイドから見える看板やバナーを取り付ける(図5)。
そして、3)間口を少しセットバックさせ、通行者から正面に見える壁を作り看板などを描く(図6)。等をやる必要があるでしょう。こうやって、視界性評価を上げるための工夫を「視界補助」
しかし、こうやって、「視界補助」をつけただけでは、じゅうぶんではありません。
もし、より多くの人にお客さんになってもうためには、IC(情報発信源:Information Center)を商圏内に見つけ、ここに、店の存在を知らせるような工夫が必要です。
引用元:あなたの店は見えていないかもしれない






