ガーベラ色の
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

第七夜

こんばんは。
久し振りに書きます。
1度書かなくなると忘れちゃいますね。すでにミク〇ー的なものはいつから見てないのでしょうか(´∀`)


しかしやっと8連勤が終わりました。また6連勤の始まりです。

私に休みを!


しかしこの10日間色々ありました。

友達の結婚式に地元まで帰って行って、仕事で今の自分の限界を感じ、違う店舗のベテランがヘルプに来てくれる様になったり、5年前に卒業したクラスの文集を書く事になったり、もっといっぱいあったけど忘れました。





朝9時から夜11時まで働いているので眠いのです。
リアルに眠いのですが、本を読もうかと。





第七夜は船に乗っている人の話でした。
今まで読んだ夢十夜の中で一番情景が思い浮かべやすかったです。

感情も思い浮かべやすかったです




人は後悔する生き物だと誰かが言っていましたね。
そうだと強く思います。


しかし後悔しないと新しい自分にはなり得ないわけですが、その後悔が手遅れな時もたまにありますね。

大事な決断というものは恐ろしくも運命の別れ道に立てている事なので

是非良かったと思える道を選びたいものです。




キリストは人は正しい道にしか進まないと言いましたけれど、それでも。






しかしこの第七夜の人の決断は恐ろしいものです。何日も船に乗っていると脳が麻痺するのでしょうか。

昼間なら違う決断になったのでしょうか


心情があまりにもリアルに描かれていたので、もしこの夢を本当に漱石が見たのなら朝目覚めが良くなかったと思います。
本当に。






私の道はこれで良かったのか、今は未だ分りませんが
キリストが正しいと言うのならきっと正しいのでしょう。

キリスト信者ではないのですが、正しいと誰かに言ってもらえないと不安になりますね。


第六夜

水彩画が好きでたまにスケッチブックに向き合うのですが、最近は死ぬかと思う程忙しいので絵どころか片付けもままならない毎日を送っています。

出来る事はギャグマンガ日和の日めくりカレンダーを捲る事位です。




人がまるでごみの様だ、とはよく言ったものですが
家がまるでごみ箱の様だ、と言った処でしょうか。

酷いものです




かの有名なダビデ像を彫ったミケランジェロやイタリア諸々の彫刻家は「像を掘るんじゃない。石の中に埋まっている像を掘り出すのだ。」
と言っていましたが、日本の運慶にもそういった事を感じていたのでしょうか。


木の中に仁王が眠っているからそれを掘り出す。
芸術も音楽も料理も国境なんて無いですね。

言ってしまえば、国境なんてものは在って無い様なものですね。言語位?



言葉なんて喋れなくてもそれ程問題等無いのに。






今の世界ではそんな事も言ってられないのでしょうが。






境目なんて何処に


第五夜

恋。何時の時代も何処の世界でもましてや二次元でさえも存在する、恋。

恋とはいったい何なのか
愛とはいったい何??



恋愛…今の私にはよく分りませんが、第一に会いたいという気持ちでしょうか。


それならば第五夜の囚われた男と、馬で駆ける女の間には確かに愛があった。





しかしそれを俯角から読んでいる私に恋愛感情が無いので、感情移入に苦労しました。











ただ分った事は、女探天を恨む間の長い長い時間を表現している最後の一文はとても情緒があるという事です。


長い時間という事も
どういった経緯かという事も
馬に乗った女がどうなったかという事も
全てその中に凝縮されているので、漱石は凄いのだと思います。



まるで季節を17文字に詰め込んだ俳句の様な美しさが第五夜の最後の一文にはありました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>