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の「Cocoaアプリケーション」作成記事、「Xcode1.0の「Interface Builder」の使い方」の続きです。「Interface Builder」で作ったユーザーインターフェースの中のクラスのオブジェクトをObjective-Cのコードに変換します。「AnalogController」クラスのソースコードを生成するには、「MainMenu.nib」-「Classes」タブで「AnalogController」を選択しInterface Builderの「Classes」メニューから「Create Files for AnalogController」という項目を選択します。
(Classのソースコードの作成)
(生成されるファイルの名前と保存先)
同様に「Calculator」クラスについても「Interface Builder」の「Classes」メニューから「Create Files for Calculator」を行います。
ここ迄終わるとプロジェクトの中に「Interface Builder」で生成したObjective-Cのソースコードとヘッダファイルが追加されているのがわかります。
「プロジェクト」に戻ると、「AnalogController.h」、「AnalogController.m」という「AnalogController」オブジェクトのソースコードのファイルと、「Calculator.h」、「Calculator.m」という「Calcurator」オブジェクトのソースコードが追加されているのがわかります。
(Interface Builderの対応するInstanceの図)
この4つのファイルの内容を記述します。
「AnalogController.h」には「AnalogController」の「Outlet」と「Action」をヘッダファイルの形式で記述し、「AnalogController.m」には「Calculator」クラスのインターフェースファイル(Calculator.h)をインポートする定義、内部変数への代入([ ]で記述)を記述します。
「Calculator」クラスのインターフェースファイル(Calculator.h)には
-(float)firstValue: (float)valA secondValue:(float)valB opcode:(int)ops;
を@endの前に記述し、インターフェースファイルで宣言したインスタンスメソッドの中身(「Calculator.m」)に「ポップアップメニュー」で選んだ演算子と、「A:」、「B:」にある値を使って加減乗除の選択とそれに対応した演算と実行結果の設定のソースコード(演算結果は「Result:」の値として代入)する処理を記述して完成します。
(ビルドして実行した画面)
以上でXcode1.0(プログラミング言語はObjective-C)を使った簡単な計算プログラムが出来ました。
なかなか、操作に馴染めないのですが、多分繰り返して様々なプログラムを作れば慣れてくるとは思います。





