元々はQEMUというプロセッサのエミュレータなのですが、それをGUIを付けてmacOSに移植したものが「Q」だそうです。
どの様に使い、どの程度使えるのかを調べるためにダウンロード、インストールしてみました。(macOS 10.14.6)
ダウンロードは「Q Emulator」からです。
初めて使うので、なるべく分かりやすい環境で試すこととして、x86エミュレーションとしました。
ここにリストアップされているプロセッサ、ハードウェアのエミュレーションができる様です。今回は「x86 PC」を利用しました。
初めに試したOSはDOSです。
ハードウェアの設定は特にいじらず、「Create PC」ボタンで仮想マシンを作成しました。
BIOSは組み込まれているらしく、(エラーが出てはいますが)コンソール画面が確認できました。
次にLinuxの「Live CD」からの起動を試すことにしました。使用したディストリビューションは「Linux Bean 12.04」です。OSを起動するにはCD-R(DVD-R)を使おうとCD-ROMを「Built-in CD-ROM」を最初は選択しましたが、実機は外付けのためかうまく起動しませんでした。そこでインターネットからダウンロードしたisoファイル(ディスクイメージ)を使用しました。
このOSの場合も多分ハードウェア設定にまだ調整しないといけないところがあるためだと推測していますが、エラーが出ました。ですが「Create PC」で環境を作成すればしばらく待つとOSが起動しました。
折角、Q(QEMU)はx86系以外のプロセッサエミュレーションもできる様なので、他のプロセッサも試せればとは思っています。



