「Macの文字フォントの問題について」の続きです。
実はフォントの問題だけでなく、「文字コード」(linkはWikipedia)もMac、Windowsで取り扱いが違っていました(統一されていると思い込んでました)。
今回はMacにインストールしてあった、「ATOM」エディタ(linkはWikipedia)でHTML,JavaScriptのファイルを作って、動作確認をブラウザで進めていました。ところが、いざブラウザで開いてみると、「文字化け」していました。
その時点で、文字コードが怪しいとわかったので、きちんと調べてみると「【新連載・ビジネスマンのMacスキル】「これだからMacは…」と言われない、Windowsで文字化けしないzipを作ろう!」という記事がありました。この記事から引用すると「Mac(OS X)は「UTF-8」を使用しているのに対して、Windowsは「Shift-JIS」を使用している。そのために、Macで作ったzipファイルをWindowsマシンで解凍したり、Windowsから送ってもらった場合にファイル名がメチャメチャに文字化けしてしまうのだ。」と文字コードが違っていることが説明されていました。
(実際のChromeブラウザで見た文字化け)
ただ、OSが取り扱う文字コードが違っていてもMac標準ブラウザのSafariでは、「デフォルトのエンコーディング」が日本語(Shift_JIS)になっているので、普段は多分、文字コードの違いには気づきません。
(他のブラウザを使った場合でも、文字エンコーディングは自動的に処理される様です。)
一旦、ATOMで作ったUTF-8の文字コードで書かれたファイルをシフト_JISに書き換える必要が出てきました。Mac標準の「テキストエディット」でこれを試みました。
これをするためにAppleサポートに問い合わせしました。
・テキストエディットの標準で取り扱うファイルはテキストファイル(.txt)だが、HTMLファイルの扱いはファイルを開くときの選択ができる。
・環境設定で、ファイルを開くとき、保存するときの(文字)エンコーディングが選べる様になっている。
・HTMLファイルに対する文字エンコーディングは選択できる。
この特徴からテキストエディットを上手く設定すれば、文字コードの変換は容易と思いました。
(テキストエディット環境設定)
(この様にファイルを保存する時の文字エンコーディングとHTMLファイルの保存の文字エンコーディングを設定すると分かりにくい)
なので、
・画面で見ていてもどちらの文字コードで編集しているのかが分かりません。
・txtファイルとhtmlファイルの両方を取り扱う場合には設定を直す必要があり、少し面倒
この状況から、フリーソフトのMac用のエディタを探しました。(参考:「MacでSJISネイティブ対応のエディタを探してみた」)
その結果、以前使ったことのある「mi」エディタを使ってファイルの修正をすることにしました。
上手くいかなかったときはこんなエラーが出ました。
この手直しをして、文字コードの変換はなんとか終わりました。