「何年ぶりかでPowerPC Macを立ち上げました」と書きましたが、昔少しだけやってたおよそ20年前のDTM関連ソフトウェアを使ってMIDI(ファイル)を作って、演奏してみるところまで試しました。
そもそもOS自体もOS9( Classic環境 )なので、起動するとまずMac OS 9.2の画面が出てきます。
MIDIデータの作成は、「PrintMusic 2001」のサンプル曲を使いました。専用データファイルを下図の様に読み込んで、MIDI形式で保存して拡張子(MID)のファイルを作りました。
再生確認はEDIROLの「Virtual Sound Canvas」を使いました。このソフトに添付されていたMIDIファイルはなぜかエラーが出て再生できませんでした。(QuickTime Playerでは再生できたのでファイルの損傷ではなさそうです)
とにかく作ったMIDIファイルはきちんと再生できました。
今回はしませんでしたが、もしMIDIデータを修正したりするなら、下図の「Yamaha XG Works」を使えばできます。(もちろん再生もできます。)
およそ20年前に作られたソフトウェアの集まりですが、MIDIファイルを作って楽しむDTMは、この古い環境でもできそうです。
当時のDTMというとMIDI機器を繋いで、演奏してデータ入力することが中心でした。MIDIファイルを作るにしても、サンプル音源などは持っていなくてXGとかGM/GS などの内臓MIDI音源で鳴らしてみるのがやっとでした。
多分まだ「DAW」という言葉は無かったです。ただ「Cubase」(linkはWikipedia)やSonar( Wikipedia( Cakewalk by BandLab )によると「かつてはCakewalkによって開発されており、SONARという名称で知られていた。」と書いてありました。)は、結構前からあった気がします。
PrintMusicを使って楽譜から音符を入力して、MIDIファイルを作って、必要ならXG Worksで編集するなどしてDTMを楽しむことは、最近普段使っているMacでなくてもできそうで、それなりに面白いrと思いました。
OS X(Tiger)には「Garageband2」があるのですが、試してはいませんが、どうやらMIDIファイルの読み込みはできないようです。
(注:各ソフトウェアの画面のスクリーンショット以外はMac mini(2012)で記事を書きました。)