Mac mini(Late 2012)でマルチディスプレイ | 貯え 小道具 興味ない?

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その1)WAVLINK(WL-UG17D1)を設定

Amazonで注文したディスプレイアダプタが届きました。メーカー名はWAVLINKとわかっていたのですが、正式な型番が届くまでわかりませんでした。届いて箱の裏面のシールで「WL-UG17D1」という型番が確認できました。

 

接続に必要な本体とパソコンを接続するケーブルは本体同梱でした。なのでハードウェアはこのケーブルを使って本体とパソコンとを接続するだけです。

 

デバイスドライバのソフトウェアは本体パッケージには入っておらず、インターネットからダウンロードするように案内の紙が入っていました。ここには日本語での説明がありましたが、取扱説明書は英文のみでした。

 

また、ドライバダウンロードは「www.wavlink.com/driver」のURLからと書いてあるのに、ここにアクセスすると

https://www.wavlink.com/en_us/drivers.html

に飛びます。多分メーカーがサイト構成を更新したからだと思います。

 


次に「SUPPORTS」を選ぶのですが、ここで画面の「FILTER BY」の欄で、「UGA SERIES」を選択すると、

 

 

ドライバーが列挙されるので、この画面でドライバーをダウンロードします。(今回は、「CD_UGA_Drivers_V7.11.rar」を使用しました。)

解凍すると、

 
関連ドライバー、ドキュメントが出てきます。ここから「Drivers_USB2.0」のフォルダーを開きました。
その中に
Windows用のインストーラーとMac/Linuxのフォルダーが出てきます。
「MAC」フォルダーを開くと、
対応OSバージョンに分けられたフォルダーが出てきます。「MacOSX_10.4-10.6」というフォルダーがありますが、PowerPCのMacには対応していません。今の環境はMojaveで使っているので、「MacOSX_10.6.8 or Later」のフォルダーを選択しました。
この中にドキュメントとドライバインストーラーが入っていました。本体同梱の紙の「User's Manual」にはMac OS X 10.8までしか記述が無いので、ダウンロードしたフォルダーの中の(DisplayLinkの)「User Guide」を参照する必要があります。
参照の上、ダウンロードしたdmgファイルを実行すると、エラーが出るので、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」で[このまま開く]をクリックして実行します。
 
pkgファイルの実行の際にもエラーが出ます。
 
ここも[開く]を選択します。
 
パッケージの書類が古いためか「証明書が無効です」と警告が出ますが、[続ける]を選択します。
いくつか手順を進めて、インストールが完了します。
インストールが完了すると再起動が必要です。
 
なお、「DisplayLink USB Graphics Software for macOS (5.2.1)」は、DisplayLink社のサイトにあるので、
https://www.displaylink.com/downloads/file?id=1478 をダウンロードしてインストールしました。
(利用規約に[Accept]すると(Mac版であれば)「DisplayLink USB Graphics Software for macOS 5.2.1.dmg」がダウンロードされます。)

 

再起動が完了すると、「このMacについて」の画面で「ディスプレイ」を選べば、

と、接続されているモニタディスプレイが列挙されます。

この画面では、「物理的な」接続しているモニタディスプレイが幾つ有るかが表示されている様です。

 

ミラーリングするかどうかなど、使い方の設定は「システム環境設定」の「ディスプレイ」で行います。

 

使用感としては、やはりこのインターフェースを通して表示される画面は、若干描画に遅れが出る様な印象です。

 

その2) ThunderboltーDVI変換ケーブルで接続

何もしなくても、Mac mini(Late 2012)にはThunderboltコネクタが付いています。

( 写真は、「Mac mini(2012 年末)- 技術規格」(https://support.apple.com/kb/SP659?locale=ja_JP より転載) )

 

このThunderboltコネクタにDVI変換ケーブルで接続すれば、マルチディスプレイ動作が確認できました。

(下図は、「このMacについて」のディスプレイタブの画像)

この画面ではWAVLINK(WL-UG17D1)で接続した場合と異なりSDM-M61というモニタディスプレイには入力ポートが2つ有るので、それぞれを別なモニタディスプレイとして扱っている様で、3台のモニタディスプレイが表示されていました。

 

 

購入したケーブルは

です。

 

#追記(2020/03/05)

Thunderboltが手元のMac miniに標準で付いていることとFirewireコネクタを混同していたので、記事のタイトルを変更し、USB接続をその1、Thunderbolt接続をその2にして、その2について追記しました。

 

#追記(2020/03/06)

Macで外付けディスプレイを使う場合の詳細はAppleの技術資料( 「Mac で外付けのモニタを使う」)を参照してください。

 

#追記(2020/03/06)

WAVLINK(WL-UG17D1)で接続した場合とThunderboltケーブルで接続した場合、モニタディスプレイの認識に違いがある様なので、補足の文章を追加しました。