曲線部分の寸法線、その他の図面修正を入れる | 貯え 小道具 興味ない?

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AutoCAD 長さ寸法線完成
長さ寸法線は入れましたが、正面図の角の丸み、穴の直径などの寸法線も入れなければなりません。
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です。

半径入力
まず角の丸みの寸法指示は曲率半径で入力するので、「寸法記入ツールバー」から「半径寸法記入」ボタンを使います(139ページ)。AutoCAD LT 半径寸法記入

半径寸法を記入する円弧上でマウスカーソルをクリックすると中心点、中心点から曲線までの矢印が表示されます。AutoCAD LT 円弧指定

次に半径寸法値を記入したい場所をマウスカーソルでクリックすると半径寸法が表示されます。AutoCAD LT 半径寸法表示

直径入力
穴の大きさは直径寸法を記入します。「寸法記入ツールバー」では「直径寸法記入」ツールボタンをクリックします。(140ページ)
AutoCAD LT 直径寸法入力ボタン

直径を求めたい円の1点をクリックします。AutoCAD LT 円指定
自動的に直径の線が円の中に表示されます。

直径寸法を記入したい位置でクリックします。AutoCAD LT 直径寸法位置指定

これで直径寸法の記入が終わります。
AutoCAD LT 直径寸法記入完成

引き出し線の追加
参考書では付録で「MY_TOOLS」というカスタマイズされたツールバーが用意されていました。
この中に[引き出し]ツールボタンが有るので、これを使いました。(他に「面取り」ツールボタンもありました。)AutoCAD LTの標準機能を使う場合は寸法編集コマンドを使うようです。また、「引出線スタイルを定義するには」というAutodesk Knowledge Networkの記事が有ったので、これを参照すれば多分自分で「引き出し線ツールボタン」が作れるのだと思います。

書籍の付録の「MY_TOOLS」から「引き出し」ツールボタンを使う方法で引き出し線を追加してみました。AutoCAD LT 引き出しツールボタン
このボタンを押して引き出し線を添える部分の寸法をクリックして[Enter]します。すると引き出し線が引かれて寸法表示もこの脇に表示されるように変わりました。
AutoCAD LT 寸法引き出し線

寸法表示の修正
図面作成上、半径寸法と直径寸法は1箇所ずつ描いてありますが、製図上の正しい図面指示(個数を示す「4-」をつける)にするために修正が必要になるようです。記入してある文字の修正をするので、「文字ツールバー」を表示させます。
(標準ツールバーの右クリックなどの手順で実施)AutoCAD 文字ツールバー

AutoCAD 文字ツールバー内容
(文字ツールバー)
この中から「文字編集ツールボタン」をクリックします。
AutoCAD LT 文字編集ツールボタン
次に修正したい寸法値をクリックすると「文字の書式設定」ツールバーと文字修正欄が表示されます。

AutoCAD LT 文字編集欄
(文字修正欄)
Auto CAD 文字の書式設定ツールバー
(「文字の書式設定」ツールバー)
修正には修正欄に<>と現在表示中の文字列があることが示されるので、穴の数の「4」を「4-」と「<>」の前に追加します。そして修正が終わったら「文字の書式設定」ツールバーの「閉じる」ボタンをクリックします。これで1つの修正が完了します。AutoCAD LT 穴数追加文字列

寸法位置の修正
見やすくなるように半径寸法、直径寸法の位置を修正します。手順は寸法をクリックしてグリップを表示させ寸法線の下線に表示されるグリップをつかんで見やすい位置に修正します。(145ページ~147ページ)
AutoCAD LT 20160521図面