対象はUbuntuなのですが、Linuxで音源を扱う記事が有ったので、ラズパイで試してみることにしました。
試したのは「timidity++」というもので、「MIDIとUbuntuの素敵な出会い(1) MIDIファイルを演奏してみる」で紹介されていました。
「timidity++」にはWindows版やMac OS X版もあるのですが、Mac OS X版の「 TiMidity++ for MacOS X
」は2004年以降は更新されていない様で、Intel Macでは使えない様です。(現在としては、GarageBandをAppStoreから手に入れる方が良いかもしれないのですが・・・)
$ sudo apt-get install timidity timidity-interfaces-extra
で本体をインストールします。
「timidity++単体では音が出せませんので,音源パッケージもインストールします」だそうで
$ sudo apt-get install freepats fluid-soundfont-gm fluid-soundfont-gs
で音源をインストールします。
記事からの転載ですが、
パッケージ名「fluid-soundfont-gm」で提供される音源を使う場合
$ timidity -ig -Oe -x 'source /etc/timidity/fluidr3_gm.cfg'
パッケージ名「fluid-soundfont-gm」で提供される音源を使う場合
$ timidity -ig -Oe -x 'source /etc/timidity/fluidr3_gs.cfg'
とします。(gs, gmと付いているのはGS音源、GM音源のことと記事の後半に書いてありました。)
$ timidity -ig -Oe
で起動して別にダウンロードしたMIDIのファイルを読み込んで再生してみました。
ALSAライブラリをバックエンドに指定
$ timidity -ig -Os;
という指定で起動するとALSAライブラリを使うことができるようです。(記事引用)
やってみたのですが、メモリーが少なくてGUIを使っているためか起動できませんでした。その代わり、
$ timidity [MIDIファイル名]
という指定でやってみたところ、音は鳴っていないのですが、ファイルを読み込んで再生しているらしい様子がわかりました。画面のメッセージを見てみるとALSAがPCMの再生に設定されている様です。これはもしかするとハイレゾ音源再生用に設定してあるものが残っているのかもしれません。詳しく調べてみるつもりです。