サンプルには
Xcode2入門/毎日コミュニケーションズ

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で、取り上げていた「AnalogCalc」にしました。
Xcode2,Xcode3で試しましたが、過去記事「Objective-Cで四則演算プログラム( Xcode2, Xcode3 )」で考え方を触れました。なのでXcode4の使い勝手が変わった分だけがプログラム作成上の変更点です。
Mac OS用アプリケーションのテンプレートから[Cocoa Application]を選んで進めます。

自動的にこれらのファイルができますから、「MainMenu.xib」をクリックしてユーザーインターフェースを作りました。[Object Library]からWindow上に配置したいオブジェクトを並べます。

配置したオブジェクトの設定をAttribute Inspector]のタブをクリックしてから行います。ここまではXcodeのユーザーインターフェースは変わっていますが、用語などはXcode2から変わっていません。

ここまでの操作でユーザーインターフェースは概ね出来上がりです。

更に、[A:]、[B:]の値はスライダーで選択した値が右隣のテキストボックスに反映されるように、[control]を押しながら、スライドバーからテキストボックスにリンクを張り、表示される[Received Actions]の中から今回は[takeIntValueFrom:]を選択します。
演算子はスライダーで選択したものがポップアップメニューに反映される様、[contorol]を押しながらリンクを張り、[Received Actions]の中から[takeObjectValueFrom:]を選択します。
作ったコネクションは[control]+クリックで表示できます。

実は、ここまで作業したところで、Xcode4が予期しない原因で終了してしまいました。
やはりリリースされた頃のOSの上で使っていないとこのような不具合が起きるのかもしれません。
(起動し直して)コネクションをここまで張ったところで、一度[Run]ボタンを押して、ユーザーインターフェースの動作確認をしました。意図しない動作をしないかこの段階で確認するのがよいと思います。」