日本の短篇アニメーション作品「しらぬひ」を映画館で鑑賞してきました。
日本の短篇アニメーション作品「しらぬひ」を映画館で鑑賞してきました。
あのさんの悲痛なまでの渾身の演技と、青葉市子さんの神聖美が宿る包み込むような歌声のコントラストに号泣してしまいました。
梅林太郎さんの音楽も素晴らしかったです。
30分の短篇を3年かけて制作。とても多くの場面の原画を監督が一人で担当。
GAGAさん40周年の配給。
短篇でも劇場で観れるのがありがたいです。東京だとバルト9か下北トリウッドで上映中。
コミックウェーブスさんということで、「ほしのこえ」(新海誠監督)が下北トリウッドで短館上映し連日大行列となって話題になっていた日のことを思い出します。
本作は熊本県の有明海・不知火海で見られる神秘の火「不知火」(蜃気楼現象)を題材に、津奈木町の弁天島の「海渡り」の神事から着想を得ているとはいえ、
土着の弁財天信仰とべんちゃんの関係性の曖昧さなどの粗さが気になりましが、あのさんの演技に説得力があり補われていました。これが実写なら成立していなかったと思うので、声優に向いているなと感じました。
全体的に子供視点の現代の寓話のようであり、子供時代の束縛された不自由さの葛藤や恐怖を思い出すことができたのが良かったです。
海の彼方で母と幸せになったと信じたいです。
