夏の終わりを惜しみ、寂しくなる気持ちに寄り添ってくれる「音楽」たちのプレイリストを作りました。 | サンドアート集団SILT船本恵太のアメブロ

夏の終わりを惜しみ、寂しくなる気持ちに寄り添ってくれる「音楽」たちのプレイリストを作りました。

 

昼間はまだ蝉が鳴き、しかし、夜になると秋の虫たちが鳴いている晩夏。

夏の終わりを惜しみ、寂しくなる気持ちの季語の一つに「夏の果(はて)」があります。

そんな気持ちに寄り添ってくれる音楽たちのプレイリストを作りました。

もしよかったらお聴きください。

あなたの、夏の終わりに。

 



「夏の果 そよぐ音」
https://music.youtube.com/playlist?list=PLa4PkYw23VFo&si=Ol92BgZjJIRdcLbw

 

 

 

【解説】

 

●一曲目「月の丘」青葉市子さん

 

たぶん、僕が一番好きな音楽アーティストだと思う青葉市子さん。その中でも今一番心に響いているのが「月の丘」の東京オペラシティーでのコンサートのライブ音源版です。

 

この時、僕も会場で生でお聴きしていました。やはり、原点であるギターでの弾き語りが一番引き込まれます。

 

9月に入り、中秋の名月が待ち遠しい、秋のはじまるこの季節に「月の丘」を。

 

 

 

●二曲目「Yuragi」Yoshie Akaiさん

 

ピアニストであり、音楽プロデューサーであり、音楽イベントも企画・プロデュースされているYoshieさんには、イベント出演でもお世話になっております。

 

「ダルシトーン」という1860年代にスコットランドで誕生した鍵盤楽器によるオリジナル曲です。Yoshieさんにダルシトーンの演奏を生で聴かせていただいたことがあって、その繊細で儚く美しい音色に魅了されました。

 

「Yuragi」のミニマルな旋律は身体の中に染みわたり、夏を惜しむ寂しい心が、その優しさに包まれます。

 

 

 

●三曲目「Winter beach」Rainsong

 

ロンドンのシューゲイザーバンドRainsong。ドリーミーなトリップサウンドは、夏の終わりに抗いたい葛藤と切なさを、甘く甘く、心の内側から拡散し、僕らの声を代弁してくれているかのようです。涙を流し切りたい。

 

 

 

●四曲目「Echo of Forest」江﨑文武さん

 

先日、ブルーノート東京での江崎さんのピアノコンサートで感銘を受けた一曲。夏の光のシャワーを浴びているような、秋を迎える支度をしているような、気持ちを整える準備をさせてくれる曲です。

 

 

 

●五曲目「なにもいらない」坂本美雨さん

 

今年聴いた曲の中で、最も心を打たれた一曲。「静かな夏の音」と題した前回のプレイリストでもセレクトした曲ですが、「月影のSerenade」という歌詞もあいまって、大切な名月の季節を迎える浄化のセレモニーのよう。

 

作詞・作曲は、森山直太朗さん。色々なアーティストに楽曲提供をされていて、上白石萌音さんの「懐かしい未来」も名曲です。

 

以前にV6さんの解散ツアーの演出のサンドアート映像を作らせていただいたことがあるのですが、その「グッドラックベイビー」という曲も森山直太朗さんが提供されていて、とても光栄で嬉しかったです。

 

 

 

●六曲目「鏡の中の鏡 」アルヴォ・ペルト

 

僕が最も好きな曲の1つである「鏡の中の鏡 」は、エストニアの作曲家で、ミニマリズム学派のアルヴォ・ペルトの名曲中の名曲です。

 

ガス・ヴァン・サントの「ジェリー」、アルフォンソ・キュアロンの「ゼロ・グラヴィティ」など、僕が好きな映画監督たちの、しかも彼らの作品群の中でも最も好きな傑作映画たちのサントラにも使用されています。

 

先日、ようやく高輪ゲートウェイの「ニュウマン高輪MIMURE」に行くことができたのですが、館内BGMで「鏡の中の鏡 」が流れていたこともあって、今年の夏の想い出の一曲でもあります。

 

あらゆる事象の終焉を感じさせる、人生の終わりに聴きたいとさえ思うこの曲を、「夏の果」を感じるプレイリストの最後に選曲しました。

 

 

 

季節の変わり目って、気持ちがソワソワするけれど、このプレイリストを聴いて、落ち着いて秋を迎えられるといいなって思います。