アンドリュー・ワイエスの言葉に強い共感。ワイエスの絵画のミニマルな世界観に心を奪われる。
入手困難なアンドレイ・タルコフスキーによるポラロイド写真集『インスタント・ライト』(60点以上掲載)の評論で、
アンドリュー・ワイエスとの親和性について語られたものがあり、とても気になりました。
ちょうど今、東京都美術館でアンドリュー・ワイエス展をやっているでタイムリー。
まだ展示は観に行けてないのですが、アンドリュー・ワイエスの画集を入手。
「薄氷」は、唸り声をあげるほど感動しました。
「霧の中のオルソンの家」「オルソンの家」「カーナー家の夕暮れ」「粉挽き小屋」といった、家がうつる風景画に惹かれます。
「薄氷」「駆ける雄牛」「雪まじりの風」のようなミニマルな世界観も心を奪われます。
「私は世の儚さというものに、人一倍敏感である。すべては移り変わる。父の死が、私にそう教えてくれた。」
ワイエスのこの言葉に強い共感をおぼえました。
私は21歳の時に最愛なる父を亡くし、まさしくそれが世の理だと感じ、世界の尊き美しさを知ったのです。
人生は短く、生きることに意味はない。されど、この世は美しく、傍観者として世界を眺めることができることは幸せなこと。
それでも、その世界の美しさに感動した心の高まりによって、作品を創作したいという衝動が生じ、それは抑えられるものではない。
