創作パスタ料理「パルミジャーノと黒胡椒たっぷり 黒舞茸とタラの芽のリングイネ」レシピ公開
皆さまこんにちは、サンドアーティストの船本恵太です。
今回は、創作パスタ料理
「パルミジャーノと黒胡椒たっぷり 黒舞茸とタラの芽のリングイネ」
を考案しましたので、自分用のメモがわりに、レシピをご紹介させていただきます。
ジャパンフードセレクショングランプリ受賞の黒舞茸「真」が美味しくて、使用させていただきました。
コクと旨味が強く、ほのかな苦みが芳ばしさを際立てています。
これに、今からが旬のタラの芽が持つほのかな苦みの芳ばしさがマッチするだろう、
そしてこの二つの食材に、パルミジャーノレッジャーノの甘味と酸味
さらに黒胡椒の香りとスパイシーさのマリアージュというのが、
今回のアイディアのベースとなっております。
パスタの種類は、リングイネを選びました。
フィットチーネだと、味がばらけ、
スパゲティーニだと、味がかたくなると思ったからです。
オリーブオイルは、「LA CORTE」エキストラバージンオリーブオイルをベースに使用し、
仕上げにアルチェネロのエキストラバージンオリーブオイルのカロレアを使用しました。
火をいれるベースのほうは、コストが低めのものを用い、
火をいれない仕上げには、ちょっと良いものをと、使い分けています。
まずは、パスタ湯を茹でます。
塩は、ブルターニュのゲランド塩を用いました。
海水濃度です。
2~3人前で作りました。
次にアーリオオーリオ。
たっぷりの具材と、たっぷりのパルミジャニーノに負けないパンチが欲しいので、
ニンニクは半個。刻んで強く香りをたたせます。
唐辛子は1本。種をとりのぞいて、刻みました。
黒胡椒をふんだんに使用するので、唐辛子は刻まないで、辛さを弱めにしてもいいかなと思います。
黒胡椒の香りの良さとぶつかりあってしまう側面があるからです。
ニンニクの香りがたったら、下処理したタラの芽を炒めます。
黒舞茸よりも、火の入りに時間がかかるので、先に入れています。
タラの芽は2パック使用しました。
ある程度、火が入ったら、黒舞茸も入れます。
この時に、鮎の魚醤を少し、隠し味にいれて、コクと、ほのかな苦みを足します。
黒舞茸は1パックです。
黒舞茸は、炒めすぎに注意です。風味が損なわれたり、サクサクした食感が失われてしまうからです。
火を止めて、ここで塩をいれて、味を整えます。
淡路島の塩を用いましたが、どちらも山の食材なので、岩塩でもいいかと思います。
味に飽きないように、アクセントとして黒オリーブを入れました。
刻んで食べやすいようにして、お好みですが、あまり入れすぎないようにして、
全体の味のバランスが壊れないように注意です。
お漬物ような役割を担っています。
苦手な方は、入れなくても大丈夫です。
塩をなじませるためと、オリーブの酸味を和らげるために、
さらに少し、火を入れておきます。
リングイネは、適正な茹で時間よりも30秒短くあげて、混ぜ合わせます。
冷めないように火は入れて、ソースを麺に吸わせていきます。
火をとめて、仕上げにアルチェネロのエキストラバージンオリーブオイルのカロレアを入れて、アロマの香りとフルーティーさをたたせます。
そして、いよいよパルミジャニーノレッジャーノを、たっぷりと削りかけていきます。
ひきたての黒胡椒も、多めにかけてパンチをきかせ、香りをだします。
黒舞茸、タラの芽、パルミジャニーノレッジャーノ、黒胡椒、この4つのマリアージュを楽しむパスタ料理です。
最後に軽く、レモンを絞ったら完成です。
レモンの酸味が、味を飽きさせない役割を果たしてくれます。
入れすぎると味のバランスが崩れるので注意してください。
見栄えを考えて、お写真ではパルミジャーノレッジャーノが少な目ですが、
実際はこの3倍くらいは、ふりかけてちょうどいいくらいです。
タラの芽は、この短い時期しか食することのできない貴重な食材です。
天ぷらも美味しいですが、色々な料理にぜひ使いたい食材ですよね。
イタリアンにも相性が良い食材ですので、ぜひ試してみてください。