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山内惠介 さんの「海峡浪漫」のミュージックビデオ(フルバージョン)が公開されました。
#山内惠介 さんの「#海峡浪漫」のミュージックビデオ(フルバージョン)が公開されました。
MV内の #サンドアート を、我々サンドアート集団SILTが作らせていただきました。
絵コンテとサンドアートを船本恵太が、最後の砂アニメの作画をあんじぃあんじゅが担当。
ちょうど渋谷区立松濤美術館で琳派の展示を観覧した後のご依頼だったのですが、その展示の中で筆から滴る墨の痕の偶然性を活用した墨絵に感銘を受けました。
サンドアートも墨絵のようだと言われることも多く、偶然性から生じる様々な模様の美学を積極的に活用して砂絵を描きたいと影響を受けたんです。
そしてまさに「海峡浪漫」の砂絵では、それを意識して作品を作り描いた次第です。
とくに、小舟を描くシーンの砂の払いを活用し、小舟の影を表現した場面が分かりやすいかと思います。
ぜひご覧ください。
古典から学べることは沢山ありますね。
「温故知新」いい言葉です。
偶然性が織りなすアート。
やはり、自然の美しさには適いませんよね。
同じ雲の形は一つもないように、払った砂や、撒いた砂の模様もまた、同じ形は一つもない。
できるだけ、砂という自然の素材を活かしたほうが、いい絵になるのが、サンドアートの面白いところだと感じます。
また、同展示において、「四季草花屏風図」にも感銘を受けました。
人が描かれていないのに、人の営みを感じたんです。
なぜだろうと考えた時に、「そうか、人が描いているからだ。」と思ったんですね。
サンドアートでこの感覚を表現したいとも思い、「海峡浪漫」のサンドアートに活かしました。
この感覚を、月ノ影の作品にも活用したいと思い作った作品が、代表作となった「四季草花」です。
6月22日の射水市大島絵本館での単独ライブでも披露します。
こちらの動画の40:02~観れます。
「人は描かれていないのに、人の存在を感じる。」それが砂絵に人の温もりを宿す源、足り得るのではないか?
その回答の一つを導き出してくれたのが、XTRAPのZANGEさんなんです。
僕らの初期コラボ映像に、「フィンガーダンスから、花のサンドアートを生まれる。」という作品があります。
こちらでご覧いただけます。
最新作品の生コラボライブでは、これを応用して桜の花を描くシーンがあるのですが、「もっと手の形を残したまま描けませんか?」という発案がZANGEさんからあったんですね。
こちらからご覧下さい。
手の形を残さないほうが、より桜の花の形に近い砂絵が描けるわけです。
しかし、あえて、手の形を残したまま描くことで、
「人は描かれていないのに、人の存在を感じる。」
それが砂絵に人の温もりを宿す源となる表現が生まれたんです。
やはり才能のある方というのは、何をやっても凄いんです。
僕が11年かけて導き出した「道」を、
僕らとのコラボで少ししかサンドアートに触れていないZANGEさんが、直感で悟られたわけですね。
そして、今月29日に開催される「大阪万博300日前イベント」では、
XTRAPさんのフィンガーダンスと、SILTのサンドアートのコラボの新作を披露します。
XTRAPさんと、天才少女一華のアイディアが随所に活かされた作品となっています。
「このはな万博vol.3 大阪・関西万博開催300日前イベント」
SILTから船本恵太と一華が出演。
90分間のサンドアートライブ。ゲストにXTRAPさんも出演。
6月29日(土)
此花会館/梅香殿3階大ホール
入場無料
※当日9時30分~入場整理券配布
詳細はこちらをご覧ください。