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テレビ番組の収録で「尾州廻船内海船船主 旧内田邸」を訪問。世界中から収集した600種類の砂を拝見
先日、テレビ番組の収録で、
愛知県知多半島の内海にある、
「尾州廻船内海船船主 旧内田邸」を訪問し、
明治中期に4代目内田佐七が、
世界中から収集した600種類の砂を拝見させていただきました。
4代目内田佐七のコレクションは、松坂屋にも展示され、
新聞の記事にもなりました。
そして、内海の砂は世界一美しいことをアピールし、
観光業開発を成功させ、
年間100万人が内海に遊びにくるようになったのです。
観光の要は、「サンドスキー」でした。
当時の内海には巨大な砂丘があり、雪ではなく砂の上でスキーを楽しめたのです。
砂はガラス等の原材料のため、戦争時に国が使用し、砂丘はなくなりました。
「尾州廻船内海船船主 旧内田邸」には、立派な竈があります。
おにぎりを作って、子供達が食べるイベントや、
音楽会が行われたりしています。
大変見事なお屋敷で、歴史的価値のある建築物として保存されています。
見学可能ですので内海に遊びにいらした際にはぜひお立ち寄りください。
日本庭園も見事なもので、とくに年に二回色づく紅葉が、
風に揺れて大変風情がありまして、一日中眺めていたかったです。
雨の音と共に。